10月の3連休、予定では友人と(然別峡野営場のページの会長)キャンプに行く筈だったが、大型台風が来るとの事で中止にしていた。ところがその大型台風、北海道に僅か上陸しただけで東に抜けてしまい、予定が狂ったのであった。
作業着を着て朝からコンパネをギーコギーコ。隙間の大きいロードスターのキャリアに載せる板を適正な大きさに切って乗せてみました。
余っていたそめQのこげ茶色を塗った。
キャリアが出来た事に気を良くし、妻に「ちょっとキャンプ行ってくるわ~♪」
目的地を上富良野町オートキャンプ場にしたのは以下の通り。
1.峠越えは出来ない(石北峠や三国峠に雪が降った為)
2.そもそもキャンプ場の半数以上はシーズンオフで休業中
3.10度以下に冷え込むのでバンガローか電源のあるキャンプ場が必須
1の条件があるだけで道東は行けなくなり、2の条件で数はかなり絞られる。3の条件を入れると施設の整ったキャンプ場しかなくなってしまう。
ホテルに泊まろうかとも思ったが、どうしてもテントで寝たかった。
よく人に「何しにキャンプ場に行くの?」と聞かれますが、私の場合、キャンプ場に行く迄のドライブも目的の一つです。
このクルマ、よく「人馬一体」という言葉が使われます。例えるなら遊園地のゴーカートがありますよね。あれの大きい版って感じです。
ハンドルを切るとクルマがクイっと曲がる。そしてオープンで季節の匂いをダイレクトに感じながら走る。そんなクルマ。
10年以上前にGT-Rに乗っていた事がありますが、そこら辺をプラっと走るのならロードスターが楽しいです。
このキャンプ場、とても綺麗で立派です。
着くなり写真一番左のエルグランドに乗っているお金持ち風の50代の方から「ロードスターでキャンプとは凄いね」と話しかけて頂き、ちょっとおしゃべり。何でも本州の某大都市から○○バーガーの野菜関連のお仕事で夏から秋にかけ年間百数十日この地に来ており、滞在期間、ずっとここでキャンプをしているとの事。またフリーサイトのテントの傍らに停めてあるBMWのバイクは冬季、北海道に預けてあり、ここに来た時に乗っているらしい。うーむ優雅だ。羨ましいです。
キャンプ場には毎回面白い出会いがあります。
トイレの隣に場所を借りた。いつもはそうしないのだが、綺麗なトイレだったので臭いもなく、オートサイトにキャンパーが全くいなかったので夜も足音に起こされる心配がないからだ。
ちなみに利用料は入場料500円とサイト利用料3,000円の合計3,500円です。
クルマで1,2分の所にコンビニ、スーパー、ホームセンターがあり、とても便利。十勝岳温泉や白金温泉にも30分以内で行けるので、その基地としても利用出来ます。
また24時間OKのシャワーなども完備しており、何一つ不自由しません。
いつもご飯は「サトウのご飯」か「コンビニのおにぎり」を買うのだが、今日は時間もあるので飯ごうで炊いてみる事にした。こんな事も案外楽しいのだ。流し台も綺麗で大変気持ちが良い。
本当は焚き火や炭火をしたかったのだが、夕方から雨の予報だったので諦めた。
このサイト、電源があるので電工ドラムを家から持ってきた。灯りはいつもの場合、ガスランタンか電池式ランタンを使うが、今回は白熱灯を思い切り使える。やはり文明の利器です。明るいです。
そしてその下のセラミックヒーター。これが重要。夜は雨が降る&未明の最低気温は8度との予報だったのでこれがあるととても過ごし易い。テントの中を20度以上に保てる上に悩みの種の結露も殆ど発生しない。軟弱ですがやっぱり電気って素晴らしいです。
飯ごうで炊いたご飯。大変美味しかったです。
途中、本屋で買った「大江戸入門」。この本は江戸時代の将軍から町人までの日々の暮らしを解説している本。翌日から始まるドラマ「JIN-仁」(現代の脳外科医が江戸時代にタイムスリップしてしまう話)の予備知識としてもいいなと思い、購入。夜長を楽しく過ごしました。
毎回何かしら読書をしますが、なるべくジャンルに拘らない様にしております。
寝たのは22時。朝は7時まで寝た。途中雨音の為1時と3時に目が覚め、コーンスープを飲んだりラジオを聴いたりして二度寝三度寝。
夜間は雨の為、一度もテントの外に出られなかった。
ドライブがてら帰宅・・。また・・。