雷や風で途中何度か目が覚めたが、何とか5時近くまで眠る事が出来た。
出発だ!
さあ、行くぜ! 函館へ!
ん、? 右の方にテント!??
昨日は暴風雨の上、雷も凄かったのに・・
近づいてそこにいた40代の方に声を掛けてみると、大阪出身の調理師の方でここでもう1ヶ月も過ごしているという。
早朝は海に釣りに行き、帰ってからは山菜採りをしているとの事。
風呂上りに山菜をご馳走してくれるとの事で、急いで風呂に。。
※この温泉も温泉の先生の札幌温泉人さんから教えて戴きました
昔、ここには私営の温泉施設があったらしいのだが、廃業したため自治体が新しく建物を建てて運営してくれているという有り難い温泉なのだ。
料金は清掃協力金100円です。(無人の料金箱に投入)
正面が男湯、右側が女湯です。写真では分かり辛いですが、峡谷の中にあり、とても風情があります。客は私一人。贅沢! 打たせ湯もあり、大満足。
既にかれこれ1ヶ月も滞在しているという調理師の方が、小豆菜(あずきな)を塩茹でしてご馳走してくれた。初めて食べる山菜だった。
ホウレン草をもっと甘くした感じで、流石は調理師、塩加減も丁度良く最高でした。この後美味しい紅茶まで入れて頂き、30分位雑談をした。
いつまでここにいるのかも決めていないとの事。
朝、海に釣りに行き、昼は山菜採り、何だか優雅だなあ・・(ご本人はそうでもない、割と忙しいとおっしゃっておりましたが)
この様な生活から生まれる人生観について色々お話して頂き、とても面白かった。
ただ完全な自給自足は無理らしく、お店で食べ物を購入する事も少なくないらしい。買い物の際に以前と違っている事は食べ物をお金で買えるという行為に対しての感謝、またそれらを供給してくれる人々の顔を都度都度思い浮かべずにはいられないという。
貸切の熊の湯の動画
宿泊料4,700円+駐車料500円