オロロンラインを走る 2010年4月3日

朝起きて、どこかに出掛けようと思い立った。目的地がナカナカ決まらないので、テントなど一通り準備し、野宿が出来る体制でとりあえずガソリンスタンドへ給油に向かった。

ガソリンスタンドでどこに行くか考えた。知床羅臼の熊の湯温泉に行こうかとも思ったが、ちょっと遠いので、稚内方面のオロロンラインはオトンルイ風力発電所の辺りを走ってくることにした。(稚内も充分遠いが・・^^;)

実はオトンルイ発電所を見た事がなかったのである。

留萌経由で北上する。 旭川と違ってほとんど雪がない。
留萌経由で北上する。 旭川と違ってほとんど雪がない。

留萌のTUTAYAに寄って普段余り聴かないMISIAとゆずの中古アルバムを買い、聴きながらクルマを走らせる。こんなCDの買い方もいいものです。 

天気は割と良いが、風が強く海は荒れている。
天気は割と良いが、風が強く海は荒れている。
旭川-留萌-稚内は片道280キロある。
旭川-留萌-稚内は片道280キロある。
初山別道の駅で フグ丼を食べる(1,200円)
初山別道の駅で フグ丼を食べる(1,200円)

初山別でフグが捕れるんですね。初めて知りました。但し、フグの在庫切れとかで私のフグ丼は別地域のフグでした^^;

味は・・・フグ丼を食べたのは初めてですが、イカの天婦羅を少し柔らかくして白身魚風な感じにした印象でした。

味噌汁のフタを開ける際、フタが本体にくっついてしまっていて、引っ張っている内に味噌汁をひっくり返してしまった。。(写真のお盆がグチャグチャに濡れているでしょ)

北緯45度の数キロ手前地点。電柱すらない海岸線が続く
北緯45度の数キロ手前地点。電柱すらない海岸線が続く

いい時期に ここをオープンにして走ったら最高だろう。

オトンルイ風力発電所。ズラリと数キロにわたって並んだ巨大風車は壮観で圧倒されます。

道路左の風(雪?)除けは冬場だけ立っていると思う。これが見晴らしに悪影響。

北緯45度 海の向こうには利尻富士がある。
北緯45度 海の向こうには利尻富士がある。
稚内温泉 童夢に寄る
稚内温泉 童夢に寄る

童夢と言えばクルマを思い浮かべるが、こちらは温泉。日本最北の温泉らしい。写真がイマイチだが、綺麗な施設で結構混んでいた。

露天風呂もあり、日本海を眺めながら入浴出来る。

稚内温泉童夢

建物内部の様子 観光温泉というより地元の方の憩いの場的存在
建物内部の様子 観光温泉というより地元の方の憩いの場的存在
ノシャップ岬に到着。観光客は皆無で閑散としていた。写真は灯台。
ノシャップ岬に到着。観光客は皆無で閑散としていた。写真は灯台。
ノシャップ岬 展望台(海に突き出た部分)
ノシャップ岬 展望台(海に突き出た部分)
お食事処 樺太
お食事処 樺太

夕方5時前だというのに張り紙で「本日の営業は終了しました」

「・・・」これが楽しみで稚内まで来ているのにさー・・

テンションダウン。この時点で野宿、ホテル宿泊、どちらにするかではなく、「本日中に旭川へ帰る」に決定。

樺太食堂 

稚内森林公園の様子を見に行ったが・・
稚内森林公園の様子を見に行ったが・・

今度キャンプしようと思っている稚内森林公園を訪ねたがシーズン前でした。。

猛吹雪で苦しむ
猛吹雪で苦しむ

一気に旭川に帰る事にする。途中猛吹雪にあい、苦しむ。

ロードスターは車高が低く、自分のアイポイントの高さ近くにヘッドライトがある為、吹雪くと雪がライトに照らされ全く前方が見えなくなる。

更に田舎で道路の照明が少ない場合、完全に自分の位置を見失い、道路の中央を走ってしまいそうになり、大変危ない。

 

途中時速20キロで走らざるを得ない等、冷や汗を存分にかきつつ、バイパスや高速道路をフルに使い、自宅に着いたのは21時でした。

北海道一周の肩慣らしドライブ。しかし北海道は地図で見る感覚より3倍は広いなー。  

 

稚内に泊まらず、無理して帰ってきたお陰で明日も有意義に時間を使えそうだ。

今日は530キロ走りました。結構疲れました。。