北海道三大秘湖の一つにも数えられる「チミケップ湖」。
数年前に偶然ここを通り掛かり、その美しさにいつかまた行ってみたいと思っていたのである。
ここにはキャンプ場があるが、砂利道の林道を7~8キロ走る必要があり(3つの林道で行くパターンがある)、鬱蒼とした原始林の中 にある為、ヒグマの生息地の真っ只中でもある。
前日帰宅後にワックス掛けをし、明日に備えた。
早起きは得意。2時位に起きて明るくなるのを待って出発した。
当日北見は記録的猛暑37℃に達したのであった。
当初は有名な塩焼きそばを食べたり、ハッカ工場見学をしたり、温泉に入ったりする予定だったが、余りの暑さと睡眠不足が重なりバテてきて予定変更。
避暑地のキャンプ場へ早々に避難する事にした。。
テントの隣の石碑についてたまたま芝刈りに来ていた管理人の方に訊いた。
何でも昭和31年冬、木材をトラックで運ぶ際に凍った湖面上を走っていて氷が割れ、トラックが湖に転落し何人かの人が亡くなったという事故があり、その慰霊のために昭和33年に建てられたとの事。
この石碑の隣にテントを設営するのは若干抵抗があったが、景色が一番奇麗な所だったので、細かい事は考えない事にした。。
エゾトンボが沢山飛び回っていた。
他には僅かに種は不明だがイトトンボを見掛けた。
少々!?一般的調理方法をはしょっているが、気にしない。
また今回スーパーでの食材集めに苦労した。一人分の海鮮物ってなかなか売ってないんだな。
本当はホタテやイカも入れたかったのだが、そういう理由で断念した。
家から必要な分を冷凍で持ってくるのがいいだろうね。
眠りについたのは何時だったろうか。最後に時計を確認したのが8時45分頃だったから、3時間ほど眠ったのだろう。
何時も眠ろうとして眠るのではなく、読書をしながら非常に自然な形で意識を失っていく。それは自宅でもキャンプ先でも同じだ。
この時間に起きたのは、10mほど離れた所にテントを張っていたご夫婦がテントを撤収している物音に目覚めたから。
会話の内容をテントの中で聞くと、蚊かヌカカにやられて苦しんだ結果らしい。丁度彼らのテントの傍に幅30cmほどの川が流れていた。そういう川の傍の草むらに日中吸血昆虫は潜んでいて夜に活動を始めるのだ。テントによる対策が完璧でなかったのと重なったのだろう。。
吸血昆虫は本当に厄介だ。蚊もそうだがヌカカは更に強烈。大群で襲ってくるのだが、体が小さいのとハエの仲間であり、小バエに似ているのでウッカリ油断してしまう。しかし痒みはヤブ蚊以上なのだ。
今回、私はテント内では計画通り全く問題が無かったが、明け方にテントを撤収する作業中に10ヶ所以上やられてしまった。一応帽子を被り、コートを着て、首にはタオルを巻いていたのだが、オデコや首の無防備な部分を刺された。今でもかなり痒いです。
という事で午前7時30分には自宅に到着し、その後子供の野球の試合を応援しに行くなど、その日は午後7時まで目一杯時間を使い切りました。
早朝に出発するなど若干慌しい感じもしますが、私のキャンプ旅行はオープンカーでドライブする事も楽しみの一つ、 というか、それが一番の楽しみなのかも・・。交通量は少ないし、朝の空気は美味しいし、景色も綺麗で最高なのです。
しかし、今回は暑かった!! 北見の気温37度には参った!
お陰で温泉も観光も中止してしまったのが心残り。
来週は私用があるのでお出掛けは無し。ゆっくり計画を練ろう。