2010年1月10日
3連休の1日目は子供の冬休みの工作の手伝い。
2日目は家族でどこかへ出掛けようってんで、本当は泊まりで温泉にでも行きたいところだが、昨年末に指を怪我しており、温泉に入るのが不自由なもので(重い物を指に落として手の皮が4センチほど剥けてしまった。完治までもう少し)
残念ながら温泉抜きのドライブをせざるを得なかった。
という事で今回の家族小旅行の流れは下記の通りです。
1.ニングルテラスでショッピング
2.麓郷のラーメンとみ川で食事
3.グラスフォレストin富良野でショッピング&体験製作
4.美瑛の喫茶ナブの家で野鳥、野生動物観察
写真新富良野プリンスホテルの向かいに、最初の目的地「ニングルテラス」があります。このホテル周辺の町の雰囲気はどことなくニセコを髣髴とさせます。
ニングルテラスには15のログハウス店舗が立ち並んでおり、そこでガラス、紙、木工製品など様々な創作作品が販売されています。ニングルとは倉本聡氏の著書からきており、妖精の事です。森を生かした場所で何か幻想的な感じで買い物が出来ます。 詳しくはココ
ニングルテラスの奥にはドラマ優しい時間の舞台にもなった喫茶店‘森の時計’もあります。
ただ残念な事に11時に到着したものの12時が開店だという事で、やむなく次の目的地、麓郷(ろくごう)のラーメン屋「とみ川」に行く事に。麓郷と言えば、そう‘北の国から’の舞台となった田舎町です。
とみ川さんは富良野界隈では有名で、そして観光地麓郷にある為に観光客がひっきりなしに入店する人気店。
色々なメニューがありましたが、家族全員でオーソドックスな醤油ラーメンを注文。私の感想ですが、、麺が平打ち麺でどうにも駄目でした。他のラーメンは普通の麺だったのでソチラにしておくべきだった。麺の形は赤いきつねのラーメンバージョンといった感じ。私は加水率の少ない中細縮れ麺が好みなのです。
スープは鳥&魚らしい。アッサリ系でこれも私の好みの逆の方向性を持ったものでしたが、こだわりについての張り紙が店内に幾つも貼られ、それを見ながら食べると妙に納得感が沸き、なるほど新たな味への挑戦なんだな・・と。(お店の方色々言ってすみません)
ただ2人の子供達はここの麺やスープを大変気に入ったようで、年齢を重ねると味に対しても固定観念を持ってしまうのかな?とふと思いました。
今度行く時は今回迷った石臼挽き中華そばを頂こうと思います。
ラーメン屋さんから目と鼻の先にガラス工房「グラスフォレストin富良野」があります。ここでちょっとしたお買い物と、子供達にガラス細工の体験を。
1,000円でガラス細工の体験が出来ます。子供達はトンボ玉を作り、上の子はネックレス、下の子はストラップを製作。(別途料金が掛かります)
嵐の桜井君風なカッコイイお兄さんに指導を受け、楽しそうでした。
自分と妻は他にチョコチョコと小物を購入。
作品制作は とても楽しく子供達も大喜び。また今度行きます。
麓郷には北の国からの様々なセットがあるのですが、もう何度も来ているので今回は次の目的地に向かいます。
美瑛のケンとメリーの木のそばに「喫茶ナブの家」があります。
ここのご主人、木工家の山口氏は私の仕事上でお付き合いをさせて戴いている方で、様々な木工品を製作しつつ、奥様と二人三脚で喫茶店を経営していらっしゃいます。
山口氏は倉本聡氏のドラマに出てくる小物も作っており、この喫茶店には時々倉本聡氏が遊びに来たり、ここに訪れる鳥達を観察する為に皇族の紀宮様(今の黒田様)も過去にいらっしゃった事があるそうです。
この喫茶店周囲の森は小動物の楽園です。
喫茶店の窓には鳥用の餌台が取り付けられ、小鳥の他にアカゲラ・オオタカ・ハイタカ・エゾフクロウなど70種以上の野鳥が訪れる他、モモンガ、クロテン、キタキツネ、エゾリス、シマリス・コウモリなどを見る事が出来ます。
店内に飾られているフォトフレームなどは木工家の山口氏作品。
ここに来るお客さんたちは皆 鳥や野生動物が大好きで、窓から見える餌台に来る野鳥を目的に来る方が多いようです。
店内は和気藹々でお客さん同士すぐに仲良くなれ、皆で楽しく雑談が出来る雰囲気です。おススメの喫茶店です。
上は私がようやく激写したモモンガ君。この巣箱はいつも5匹以上の利用者がいて、夕方になると目を覚まし、お出掛けするそうです。
時々この巣の周りをクロテンがうろつき、モモンガ君達を狙うそうな。
モモンガ君達は立て続けに巣箱から出ると木をかけ登り高い所から滑空します。
とても可愛らしく喫茶店の中の我々は大歓声です。
冬の美瑛は夏の賑わいが嘘の様に無くなり、一面真っ白の地になります。
雪面にはキツネなどの動物の足跡が寂しげにずっと続いていました。