7月31日(土曜)は昼まで仕事。帰宅後は子供の野球の試合を見に行き、最近は夏バテ気味だし出掛けずに家でゆっくり休もうと考えていた・・が、野球の試合が終わった午後4時頃になって悪い虫が疼き出した。何もしないのは勿体無い病だ。
私の脳味噌を10分間フル回転させて行く場所を「ウスタイベ千畳岩キャンプ場」に決めた。ここにはチェックインの決められた時間が無く(管理人不在の無料キャンプ場だから)夕方出発でも大丈夫と踏んだからだ。
旅の目的は3つ設定。
1.ウスタイベ千畳岩キャンプ場
2.宗谷丘陵
3.豊富温泉
ではレポートをご覧ください。
ロードスター、車検に出していて木曜日に上がってきた。
オイル等の油脂類やプラグ、エアクリフィルターなどを交換した他にゴールデンウィークの北海道一周時に落ちている岩で前輪のマッドガードを傷付けてしまっていたのでその傷の補修と冬に落ちている氷塊を跨ぐ際にエンジンのアンダーカバーを割っていたのでその交換もした。
つまり、大変気持ちよくクルマを走らせる事が出来るのです。
交通量が多いのは結構な事ですが、車間距離を詰めて走る人が多い。
大事故の原因になりかねないです。
本当はライダー向けのホクレンフラッグ(100円)、ダメ元で売ってくれるようスタンドのお兄さんにお願いしたら快諾してくれました。ありがとう。
ついでに写真も撮ってもらいました。
急いで出発したのでウッカリしていたが、服装がまずい。下が短パンなのだ。(上の写真を参照下さい) これでは吸血昆虫に吸って下さいと言わんばかりだ。
名寄のユニクロでスウェットを購入し、その隣にあるスーパーで食品を購入した。
こんな感じの長閑な風景の中をオープンでマッタリ走るのは良い気分。
155キロ走ってようやく到着。
暗いのでキャンプ場の様子がハッキリと分からない。
兎に角広いのは分かるが、地面はところどころ湿地帯の様でロードスターがスタックしそう。雪道の運転の如くソロリソロリと奥の方まで走った。
他のテントは7,8張程度見えて、それぞれ宴会中だった。
しかし、、このキャンプ場、芝にクルマを乗り入れられるなんて夢の様だ。
しかも無料。枝幸町ありがとう。
クルマの傍にテントを設営出来るというのは非常に有難い。
荷物運びの手間が大幅カットされるし、クルマへの忘れものもすぐに取りに行ける。何より一緒に走ってきた愛車が傍にあるのはいいものだ。
カップ麺とおにぎりの組み合わせは最高だ。こんなに簡単に美味しいものを食べられるなんて現代は素晴らしい。。
そしてお馴染みサッポロクラシック(北海道限定ビール)を飲んだ。
テーブル上の温度計は24℃を指している。蒸し暑いのでとても美味しい。
22時就寝。しかし、暑くて0時に目が覚めた。
1時間ほど読書をしてから再度就寝。
朝は3:30に目が覚め、顔を洗い歯を磨いて近くを散策。
寒そうに見えるが、蒸し暑い。小雨がパラパラ降っている。
バウルーのホットサンドメーカーを買ったので、パンにトマトや炒めたベーコンなどを挟んで焼く。
天気予報は当てにならない。未明までは午後に晴れる、だったが、朝になって一日雨との事。ホント、天気予報は信用出来ない。
宗谷丘陵に行く予定だったが、ガスで景色がよく見えない可能性大だったので、中止し、豊富温泉に行く事にした。
そもそも豊富温泉に来たのは、その温泉が極めて特種だと知ったから。
何せお湯に石油が混じっているとの事。これは以前に「稚内温泉童夢」でも経験した種類の温泉だが、ここはとても濃いらしく一度体験せねば!と常々思っていたのだ。
以下ウィキペディアより抜粋
「油風呂」とも呼ばれることもある特徴的な湯は、衣服に着色するほどお湯が濃いため、一部の宿泊施設ではあえてろ過や加水を行っている。町営の日帰り入浴施設「ふれあいセンター」では、源泉をそのまま使用した湯治用の浴場の他、ろ過加水を行った一般用浴場も併設している。
浴場は「湯治客用」「一般客用」の二つに分かれている。勿論私の様な観光客であっても湯治用に入浴出来るので、まずは噂の湯治客用に入浴した。
脱衣場に入った途端、強烈な石油の臭いが・・これは凄い。珍しもの好きな私は大喜びで浴場に飛び込んだ。
しかしそこではアトピー性皮膚炎などの皮膚病に悩まされている方が沢山入浴しており、遠くは埼玉県から来ている家族連れもいた。
観光気分はその時点で吹っ飛び、皆さんの毎日の生活の苦労や辛さなどをお話した。自分の息子と同じ位の子もいて、風呂を上がる時には「地道に頑張って良くなってまた北海道に遊びに来るんだぞ」とそれ以上掛ける言葉も見当たらず、しかし精一杯気持ちを込めて声を掛けた。
ちなみに湯治用のお湯は正に油が分厚い膜を張っている状態で何とも形容しがたいコッテリしたラーメンスープの様なお湯であった。
続いて一般客用の風呂にも入ったが、こちらは薄めの石油風呂である。
そんなこんなで1時間ほど入浴した。色々と考えさせられる温泉だったな。。
実は私の記憶では音威子府(おといねっぷ)蕎麦を食べるのは初めて。
画像では余り感じないが、明らかに黒かった。
蕎麦の甘皮まで挽いて入れているのがその理由らしいが、ちょっと私には苦手な味だった。いや味よりも若干ベチャベチャ感の残った麺のお湯の切り方に違和感があったのかも知れない。いずれにしてもまたその地に行った際には戴いてみよう。
高速やバイパスをフルに使い自宅に到着したのは14:00。
なかなか良い旅でした。
土曜夕方出発でも結構楽しめるものです。ではまた!