小学生の息子は野球をやっているので、二人でドライブに行く事は稀だ。
今回、夏休みで時間が取れたので、オホーツク海に日の出を見に行く事にした。
午後7時には寝かせて、真夜中0時に出発だ。
オープンカーのナイトドライブの楽しさを味わってもらおう。
目的地は紋別の少し北にある沙留(さるる)海水浴場。
誰もいない真っ暗闇の山道をオープンにして走る。
少し不気味な感じと風をきって走る気持ち良さが複雑に入り乱れたドライブだ。
息子が普段決して聴く事の無い山下達郎のCDを聴きながら・・
ミヤマクワガタは成虫になってからの生命力がノコギリクワガタやコクワガタに比べると乏しいのでそのまま林に放った。
余談だが私の家で2年前に採って来たノコギリクワガタがその年に卵を産み、それが昨年夏に成虫になったが、穴から出て来ず、本年になってようやく地上に這い上がって来た。下記の様な感じ。
2009年秋・・成虫が卵を産む。同年卵からかえる
2010年夏・・サナギから成虫になるも、穴の中でじっと過ごす
2011年夏・・ようやく地上に出てきて繁殖活動をし、卵を産む
全ての個体がそうではないらしいが、一般的にノコギリやミヤマは通常上記の様なサイクルで繁殖しているらしい。一方カブトムシは2年目で元気に成虫になって地上に飛び出してくるから、繁殖力が遥かに旺盛だ。
かつて北海道にはカブトムシがほとんど存在しなかったが、人間の手によって持ち込まれ、今では概ね北海道のどこに行っても見られる様になった。
クワガタムシがカブトムシに幅をきかせられているのは間違いないだろう。
(国内)外来種として野山に放たぬよう指導や個体を回収している自治体や団体があるが、その逆に観光資源としている所もあり、ちぐはぐな感じだ。(カブトムシは防除リスト、いわゆるブルーリストにランクされている)
ちなみに私の家で成虫になったノコギリクワガタ君達は故郷に放ってあげました。
※おっと、ついつい長文になってしまいました。失礼・・・^^;
息子はここまで一度も眠らなかった。まあまあ楽しかったのだろう。 あいにく空は曇っていたので星空が見えなかったが、直に当たる土地土地の風は常に新鮮だった筈だ。
朝日を見ながら砂浜で朝食を食べよう、という事でコンビニでお弁当を購入。
沙留海水浴場に到着。日の出まであと45分位だが・・雨が・・・
日の出を拝むのはムリだなこりゃあ。
オホーツク海沿岸にある沙留キャンプ場の夏は短い。
天候が良くないとかなり寒いのだ。7月だと言うのにこの日キャンプしているのも僅か一組だった。
私はとても好きなキャンプ場だが・・
結局ただのドライブになってしまったが、僅かな思い出にはなっただろう。
上紋峠あたりのトンネルのようなシェルターの様な覆道の様な道を走る。楽しい。
ちなみに息子はグウグウ寝てました。夏の日の思い出。。おしまい。^^