■渡島半島ぐるりハードな旅 2012年5月18日~20日

当HPをご覧頂いて下さる皆様、お久しぶりです。

最近は少年野球関係で忙しく、ゴールデンウィークも毎日野球関係の活動をしており、出掛ける事はありませんでした。

 

さて、5月19日(土曜)・20日(日曜)は久々にお休みしてちょいと遠方に出掛ける事にしました。

 

18日(金曜)の夕方に仕事を終えてからすぐにどこかに向かおうと・・。そうすると土曜日曜に余裕を持った行動が出来ます。

基本的に余り寝なくても良い体質なのでそれが可能。

午後6時過ぎに帰宅後、近くの整備工場でOIL&エレメント交換を行なう。確か昨年10月にニセコに行って以来なので実に7カ月ぶりの出動です。

任意保険も補償を最低限にしていたので当日付で復活させます。ずっとガレージに入りっぱなしだったのでボディは埃っぽいですが、まあどのみち埃っぽくなるのでこのまま出動。

 

目的地は2つ設定しました

①恵山水無海浜温泉で海を見ながら早朝入浴

②イカリカイ駐車公園でキャンプ&磯釣り   

 

あとは一人旅の特権、行き当たりばったりで!

5月18日午後8時 旭川北インター、工事で通行止め。。旭川鷹栖インターから乗るか。

メーター前の液晶画面はガーミンのナビ。ステアリングコラムカバーの上に脱着出来るようにしてあります。

旭川鷹栖ICから出発。

基本的に高速道路の走行は退屈。ましてや夜なので景色も殆んど見られないし。そこで音楽。今回はアマゾンで事前に安全地帯のベスト盤を購入しており、鼻歌を歌いながらのドライブ。

安全地帯は旭川出身のバンドだが、アルバムを買ったのは初めて。やはり安全地帯はいい・・。玉置浩二は歌が上手いんだな。

午前1時20分

一度トイレ休憩をした以外は森ICまでの約5時間、距離にして390キロをずっと走りっぱなし。

室蘭を過ぎた辺りからはいよいよ交通量も少なく景色も見えず退屈だった。

ちなみに片側2車線の所は時速85キロ位のノロノロで走っております。

 

高速料金はETC割引適用で5,450円でした。(旭川鷹栖⇒札幌=平日深夜2,300円、札幌⇒札幌南=平日深夜300円、札幌南⇒森=休日2,850円)

ここ森町から恵山水無海浜温泉まではまだ110キロの距離。

午前3時頃、恵山水無海浜温泉に到着。(画像は午前5時頃のもの)

恵山水無海浜温泉は私が最も好きな野湯の一つです。

これで3度目かな。

午前3時に到着して1時間仮眠し、明るくなった&潮が引き始めたところで入浴。

満潮時は入浴出来ません(海水が湯船に入り込み冷たいです)ので事前に当日の潮汐を調べておく必要があります。

天気はイマイチですが、本日は貸切だし最高です。

湯船は段々状に幾つかあって、干満等で好きな所を選択出来ます。

上の動画は源泉が湧きだしているところ。ブワーっと噴出しております。

大体30分位湯浴みを楽しみました。波の音を聴きながらの入浴で、一晩走り疲れた体を癒します。

水無海浜温泉wiki

野湯でサッパリした後は函館に向かいます。

途中、道の駅「なとわ・えさん」に到着。

この道の駅、向こうは海でとても景観が良く、大好きです。

隣にはキャンプ場もあります。

道の駅の屋上から。隣はキャンプ場。道路を挟んでローソンがあるので便利。

いつかここでキャンプしたい。

午前6時20分、函館に到着。

恵山水無海浜温泉から48キロ

どんぶり横丁で朝御飯。

前に来た時は「たびじ」というお店だった。今回は恵比寿屋食堂で。

何丼か忘れた。確か1,600円位だった。ウニも新鮮で安くて美味しかった。

当初日中は函館観光をしようとも考えていたのだが、ハンドルを握ると走らずにはいられなくなるんだよなあ。。

という事で西方の「イカリカイ駐車公園」に向かいます。

天気も良くなってきた。

午前8時16分、函館朝市から57キロのイカリカイ駐車公園に到着。

ここ知内町小谷石にあるイカリカイ駐車公園は綺麗なトイレがあり、駐車場スペースの後方にテントを張れるようになっている。

小谷石という小さな漁村は行き止まりの所なので交通量も少ない。

目の前の磯では既に釣り人が(画像右上)。アブラコ狙いらしいが釣れないらしい。私の目的はクロゾイで、夕方からを考えているので、しばし磯場歩き。

景色が素晴らしい。

干潮での水溜りには取り残された小魚やヤドカリが沢山います。(上画像をクリックし拡大してみて下さい。ヤドカリだけで5匹います)

ピンボケですが、こんな感じ。子供を連れてくれば喜ぶでしょう。

えっ?どこへ行くのかって?

実は・・・磯場歩きをして楽しかったのだが、よく考えてみたら、夕方まで余りにも退屈だ。キャンプの場所も砂利だし、少し狭くて窮屈だし・・、天気は最高でドライブ日和だし。。それに帰りの事もある事に気づく。少しでも北上して楽にしておくか・・

 

折角のイカリカイはまたいつか・・という事で。。

はい予定変更です。

この看板を発見、Uターンする!

午前10時10分、知内温泉「ユートピア和楽園」に到着。

勿論その存在は知っていたが、この蝦夷地で歴史が800年とは・・・

 

開湯が1247年、源頼家の家臣であった荒木大学が金山探索の為にこの地を訪れ発見したという。

ただ湯治場として整備されたのが1624年というから、実際は開湯400年?

秘湯ファンにはお馴染み、日本秘湯を守る会会員宿の提灯です。

浴場は館内3つに分かれており、都度着替えていかなければなりません。

上の画像は歴史800年の湯。誰もいなかったので撮影させてもらう。

湯の花による床の模様。勿論毎日清掃をしているのだが、それを上回る湯の花パワー。自然の力って凄いねえ。

露天風呂。ちょっとした庭園にあります。特別風情がある訳ではないけれども、良く言えば家庭的な感じ?

午前11時11分、福島町の道の駅でお土産を買う。ウルフ力餅

どこかで食べた様な味だったが美味しかったです。

上)福島道の駅に隣接する千代の山・千代の富士記念館

千代の山と千代の富士と2人の横綱を輩出した福島町ならではの施設です。

前に一度行った事があるので今回はパス。ただ、ここはとても面白いので大変おススメ。(千代の富士のお姉さんが働いています)

北海道最南端「白神岬」向こうには津軽半島、竜飛岬が見えます。

上ノ国町にある夷王山キャンプ場に来てみた。

キャンプ場のガイドブック等で非常に景観が良いのでいつか利用してみたいと思っていた。

夷王山は標高159mの山で、奥尻島や熊石方面への海岸線が見られます。

また数百種の野草も見る事が出来、牛も放牧されており、素晴らしい景観が望める高原です。

このキャンプ場、無料なのです。ただ、シーズンではないので全くキャンパーがおりません。管理人も不在なので少々心細く・・

キツネの糞が落ちていたりして、夜中にテントの周囲をうろつかれたら気味悪いなーという事で今回はパス。(静かな夜中にテントの周囲を何かが歩くと非常に怖いのです)

雰囲気は最高に良いのですが・・

どんどん北上し、私にとって3度目、「せたな大成野営場」に到着。

ここにテントを設置する事に。

 

私がこのキャンプ場を好きな理由

①隣に源泉掛け流しの貝取澗温泉がある

②ファミリーキャンパーが少ない

③料金も安い(入場料大人220円、テント設営料一人用220円の計440円)

④横に川が流れており、テントのジッパーの音などを掻き消してくれる

 

場内には他一組のキャンパーのみ、ゆったり気分です。

午後3時 途中のコンビニで買ってきた食料を頂く。

もう昼間からビールです。

本当は夕方から釣りに行く予定だったけど、我慢出来ず。閃いたのです。さっさと寝て、アルコールが消滅した夜中に釣りに行けばいいのだと。。

三種の神器ならぬ三種の予定立て本。

温泉・釣り・キャンプ場の3つのガイドブックで旅の予定を組み立てています。

午後4時には寝て、午後8時頃起き、隣の貝取澗温泉「あわび山荘」にひとっ風呂浴びに行く。公共の温泉なので入浴料も格安の350円だ。勿論源泉掛け流しだ。

入浴者はほとんどおらず。古いがとても綺麗に手入れが行き届いた施設で、気持ち良く利用出来ます。昭和の雰囲気を味わいたい方には特におすすめ。

午後10時 撤収開始。

慌しいが、夜釣りをしながら帰宅の途につく事にしました。

せたな市街。夜は全くといっていいほど交通量がない。

午後10時30分 久遠郡せたな町 虻羅漁港(あぶらぎょこう)にて

通り掛かりに漁港は沢山ある。特別な理由も無く、ガイドブックで釣り場ポイントを確認し、適当な感じでこの漁港で釣りをする事に。。

 

ところが・・釣り始めて10分もしない内に雨が降ってきた。結構な降り方だったので釣り中止。前進しながら雨がやんだ時点で釣りをする事にした。

上)虻羅漁港

しかし・・雷警報が発令されており、釣り自体を中止・・。

旭川を出発する時はそんな天気予報ではなかったのになあ・・。

 

まあいいです。この時点で少年野球の練習試合に参加する為、日曜の朝までに旭川に帰る事を決意。長い長い400キロ、夜のドライブの始まりだ。

ただ、交通量が殆ど無いので走りやすい。ほぼ制限速度内でゆっくり走る。

岩内のコンビニで夜食を買う。

午前2時頃、小樽の町を通過。静かな小樽市街。

小樽、朝里ICから高速に乗る。

夜が明ける前の空を眺めながらのドライブ。パープルな空と太陽が昇ってくる部分のオレンジがとても綺麗だ。

夜のドライブは余計なクルマがまったく走っていないので楽に自分のペースで走れる。ペースと言っても時速90キロ位のノロノロだけど。

この雲は何ていうのか。。どこかの惑星を走っている気分。

何ヶ月か前にヤフオクでコンプリートに成功したThat's Eurobeat(80年~90年代に流行った今となってはクラシカルなユーロビート)からノンストップmix vol13を聴く。眠気覚ましだ。

深川辺りで日の出。

午前4時30分、無事旭川に到着。

高速料金は2,250円(朝里⇒札幌西350円、札幌西⇒札幌200円、札幌⇒旭川北1,700円 全てETC休日特別割引)

 

32時間で総走行距離1170キロ。疲れた^^;

ちょっと今回はハードだった。。。でも久々のロードスターは楽しかった。

次回はもっと余裕を持って・・。今度はいつ出掛けられるかな・・。

 

◆今旅行で入浴した温泉◆

・恵山水無海浜温泉(野湯)

・知内温泉 ユートピア和楽園(日本秘湯を守る会会員宿)

・貝取澗温泉(大成国民温泉保養センター)

 

この後、寝ないで少年野球に向かったのであった・・。^^;

アラフォーだけどまだまだ体力はある!?

 

ではまた!