糠平小紀行  2013年1月27日

糠平は、河東郡上士幌町に属する山奥の小さな温泉街で、温泉以外にも糠平ダムによって形成される糠平湖やぬかびら源泉郷スキー場、国設ぬかびらキャンプ場、北海道遺産のタウシュベツ橋梁を始めとする旧国鉄士幌廃線跡コンクリートアーチ橋梁郡が有名な土地です。

 

糠平温泉は2011年に糠平館観光ホテルに一度お世話になった位で、他にも興味がある温泉がある事、ワカサギが釣れる糠平湖がある事、そして一度も見た事が無い氷上レースが開催され、哀川翔も毎年参戦しているとの事で、息子と行ってみる事にした。

層雲峡温泉街
層雲峡温泉街

朝の5時に出発。途中物凄い地吹雪があったりするも、基本的に交通量は極めて少ないので、事故の危険はさほど感じず、120キロの道のりを走り切る。

午前7時半頃、糠平温泉街から5キロほど三国峠寄りの場所にある「五の沢駐車場」に到着。既に20台位の釣り人の車が路肩に停まっていた。

事前に調べたところ、他に湖までの距離が短い「三の沢」ポイントもあったが、今回は湖まで10分ほど林間を歩く五の沢を選択。

こんな木々の間を湖まで10分位歩く。

夏はあらゆる植物が妨害して気楽に歩ける場所ではないが、冬は道も出来ているので楽チン。

途中、息子と野ウサギやキタキツネなどの足跡を観察しながら清々しい気持ちで歩く。(これが理由で五の沢を選びました)

そして林が開けるととても素晴らしい景色が待っていました。

ワカサギポイントはここから更に約500メートル以上先(1時の方向にテント村が微かに見えます)

結構風があって皆さんテントの固定が厳重。私は砂浜用のプラスチックの長いペグを持ってきていたが、予想に反して氷の上の雪がサラサラなのと氷がガチガチに固く(当然か)ペグが全く機能しない。

やむなくドリルやスコップ、ソリなどを雪に刺してアンカーとし、そこにテントのロープを張った。

まるでブリザード
まるでブリザード

おっと、テント内の画像を写し忘れていました。

午前9時になり、氷上タイムトライアルが始まるという事で、撤収なのです。

(実は息子の本日の楽しみは哀川翔に会う事でして、ワカサギ釣りは難色を示していたのです。。)

実質1時間の釣りで二人で15匹の釣果。

ここは水深が20メートル以上あるので、電動リールがおススメです。って荷物削減の為、自作の電動竿は持って来ておりませんでした。

氷上タイムトライアル会場
氷上タイムトライアル会場

続いては息子の本日のお楽しみ、氷上タイムトライアルです。

下のGoogleマップがその場所です。

合計30台位の参加車両でしょうか?

お決まりのランエボやインプの他にTE70型カローラやS130 Z、MR-Sなんかも参加していました。過去のリザルトを見るとNAロードスターも出ていたようです。

残念だったのは観戦コーナーがスタート地点と第一コーナー位で、殆んどのコースは良く見えません。主催者の方にはこの辺を工夫して頂くと最高なのですが。。

我らが翔アニキは借り物?と思われる古いエボⅣを駆って参戦。

息子はとんねるずの男気ジャンケンでアニキを良く知っていますが、目の前を歩いて通る度に「すげー オーラだ」と呟いておりました。

本当は握手をしたかったのですが、レース中で少々ピリピリムードだったので話し掛ける事はしませんでした。

小学生の息子に「傍に行って♪男気ジャンケン、ジャンケン♪って言ってみ」とけしかけましたが、「芸能人がビビるのに一民間人が出来る訳ない」と。。

アニキのスタート。

アニキ、ボロボロになって帰還。(ボンネットの上の雪が数々のクラッシュを物語る) ちなみに左で手を叩いている女性はアニキの奥様(青地公美さん)です。とても美人でしたヨ。

上)Youtubeに動画を発見。アニキも後半に写っています。S130のL型サウンドは懐かしかったなー。 私の愛車第一号はL20ETのR30でした。その後FJ20ETのDR30、RB26DETTのBNR32と乗り継ぎました・・。

レース開場でカレーにうどん、フランクフルトなどを買い食いし、昼位まで観戦した後、次の目的温泉宿の中村屋

建物は古いですが、オーナーのセンスが良く、お洒落な雰囲気です。建物のアチコチにストーブがあって寒い所がないのも良いです。

今回残念ながら露天風呂が清掃直後でお湯が足りず入浴出来ず。しかしほぼ貸切状態だったので気持ち良かったです。

=ここでワンポイントアドバイス=

上の画像にコイン式ロッカーがありますが、これは有料です。脱衣所の入り口に至る途中の廊下にダイヤル式ロッカーがありますが、それは無料です。

私はわざわざ無料ロッカーから貴重品を移動してきましたが、裸になった状態で有料である事に気付き、結局100円のロッカーを利用せざるを得ませんでした。

中村屋さんの素晴らしい所は、日帰り客でも特製のお茶やポテチ(画像上)、画像下のマシンによる本格的なエスプレッソや甘納豆を無料提供してくれている事。ソファーに座りしばし休憩してきました。

エスプレッソマシンがあり、無料セルフで頂けます
エスプレッソマシンがあり、無料セルフで頂けます

最後に松見大橋上での画像(上)と松見大橋(アイフォンでパノラマ撮影)

松見大橋(クリックすると拡大します)
松見大橋(クリックすると拡大します)