8月もいよいよ終わり。しかしキャンプはこれからが良いシーズン。
ウルサイ吸血昆虫は減るし、夜は涼しくて焚き火にピッタリ。
私が好きなキャンプ時期を並べると6月>5月>9月>7月>8月ってな感じ。
5月~6月は朝明るくなるのが早いのが良い。
朝一で仕事があったのでAM10時頃出発。もっと早く出掛けられたら道東を目指したのだが、次の楽しみにとっておこう。
出発時、目的地は決めていない。とりあえず富良野方面を目指すか・・
っと、その前に気になっていたキャンプ場に行ってみる。
その名も「旭川モンゴル村キャンプ場」。
白鵬も訪れ、白鵬の木なんかもあり、ゲル(モンゴル遊牧民族の家)があって馬やウサギと触れ合えたり、流しそうめんが出来たり、ピザが焼けたり、五右衛門風呂があったり、屯田兵の家があったり(モンゴルとは関係無いけど気にしない様に)、つまり面白体験型のキャンプ場なのだ。
これがゲル(モンゴルの遊牧民族の家)。本物らしいです。
ゲルの内部。この画像は売店として使っている内部なので、宿泊するゲルとは若干内部が違うが、宿泊用ゲルにもおおよそこんな感じの綺麗な調度品がある。
上画像はテントを張る場所からの旭川市の街。夜はさぞや綺麗でしょう。
亜瑠西社のキャンプ場ガイドブックには「オートキャンプ可」と書いてあるが、実際は出来ないので注意が必要。キャンプ場の人も「だからそういった問い合わせが来るんだ・・」とおっしゃっておりました。
ちなみにギミック社のキャンプ場ガイドブックにはオートキャンプ可とは書かれておりません。
実はオートキャンプが出来るのならココに宿泊して久々にこのキャンプ場近くの旭山動物園にでも行こうと思っていたのだが、残念。
旭川空港前にある「田村ファーム」のソフトクリームが美味しいって専らの噂で、私も立ち寄ってみた。
何か色々な種類がありますな。食券方式です。
噂通りの美味しいソフトクリームでした。
何だかんだでもうお昼だし、遠くに行くのが面倒になって、昨年来て好印象だった「千代田の丘キャンプ場」に来てみた。
このキャンプ場は「ファーム千代田」の運営する施設の一つで、肉牛や乳牛の生産から加工、レストランなども運営している。
上画像がレストラン。ハンバーグランチが1,680円など結構イイ値段だが(ついつい、ビックリドンキーと比較する自分もどうかと思うが)、なかなか盛況だ。
レストランの裏手がキャンプ場。
昼過ぎの段階ではキャンパーはゼロ。素晴らしい。
素晴らしいのは利用料も。オートキャンプは1台1,000円で終わり。
その代わりゴミ類は持ち帰りです。
設営完了。ふかふかの草(芝生っていうか雑草だけど)で居心地が良い。
ロードスターも地面にめり込んでいるみたい。
ひと汗かいたのでキャンプ場から15キロの所にある白金温泉に向かう。
途中、青い池に立ち寄る。写真には写っていないが、凄い観光客の数だった。
白金温泉郷は掛け流し温泉だらけ。選り取り見取りだ。
ギミック社のキャンプ場ガイドブックに温泉割引券が付いており、これを利用。
今回は白金パークヒルズ。
日帰り入浴は通常1,000円だが、割引券を使うと600円になりオトク。
温泉からキャンプ場に戻る前にコンビニとスーパーに寄って買い物。
昼食を食べていなかったのでコンビニで蕎麦を買った。
ビールはプレミアムモルツとサッポロのホワイトベルグを買った。
ホワイトベルグは以前飲んだ事があり、とても美味しい記憶があった。
この日の夜に飲んだがやはり香りが良く、改めて気に入った。
帰って来てから調べると、ベルギーで三ツ星を受賞したんだって(下画像)
PM3:50 かなり遅い昼食をとる。隣の焚き火台には夜の焚き火に備えて丸太の切れ端が乗っているが、急に雷が鳴り始めたので片付けた。
ネットで予報を見ると日中に無かった降水の可能性が・・
超気持ち良い気温だったので小一時間ほど昼寝して、PM6:00過ぎから食事の準備をする。今日の晩御飯はジンギスカン。
右のストーブでご飯を1合炊き、左のストーブでジンギスカンを作る。
ジンギスカンの肉も野菜もうどんも全てセイコーマートで購入。
コンビニには1人用が揃っていて便利だね~。
ご飯は美味しく炊けたし、フライパンのジンギスカンは見栄えは悪いけど美味しかったよ。ビールの最高峰を目指し、ダイアモンド麦芽を使ったという薫り豊かなプレミアムモルツをグビッと飲んで楽しい晩餐。
(ダイアモンド麦芽とか、最高峰とかのエピソードに弱い)
雨が降る降ると予報では言っていたが、結局この星空・・
鳴く虫の女王と言われる邯鄲(カンタン)が味わい深い夜を演出してくれる。
カンタン以外にもエゾエンマコオロギ、シバスズ、マダラスズなどの鳴き声が聞こえる。昼間はキリギリスの鳴き声が聞こえるが、キリギリスとコオロギが同じ日に元気に鳴いている期間は割と少ない筈だ。
(当然キリギリスの鳴き声が早く聞こえなくなってしまう)
日本人は虫の鳴き声を左脳で受け止めるらしい。
この処理は他にポリネシア人がそうであると知られているだけで、アメリカ人もドイツ人も中国人もロシア人も虫の鳴き声は右脳で処理するとの事。
人間の脳は右脳と左脳とに分かれ、それぞれ主な役割がある。右脳は音楽脳とも呼ばれ、音楽や機械音、雑音を処理する。左脳は言語脳と呼ばれ、人間の話す声の理解など、論理的な処理を受け持つ。ここまでは日本人も西洋人も同じらしい。
ところが虫の音をどちらの脳で聴くかという点で多くの民族は虫の音を機械音や雑音と同様に音楽脳で処理するのに対し、日本人は言語脳で受けとめる。日本人は虫の音を「虫の声」として聞いているというのだ。なんというメルヘン。
だから日本には擬声語、擬音語を使った虫の鳴き声の歌が多いんだって。
午後8時には出来上がって前室に横たわる。
吸血昆虫が皆無で過ごし易い素晴らしい夜だった・・
コンビニで買って来た「ちいさな動物たち」を読む。こんな本がコンビニに売っているとはね。カラ―写真満載で、ドブネズミからピグミーマーモセットまで大変楽しく生態を知る事が出来る。ドブネズミも意外や意外、綺麗な写真で見ると普通の可愛らしいネズミでした。
しかし幾らなんでも「ドブネズミ」ってネーミングは酷いな。。
ロードスターのルーフにカメラを乗せてレストラン方面を撮影。
この後間もなく照明が落ちた。
上)すぐ傍の牧場にて。牛が草を食む。長閑な風景だねえ。
私は普段甘いコーヒーは飲まないのだが、レストラン前の伊藤園の自販機で、TULLY'Sのシナモン入りカプチーノが売られていたので思わず買ってしまった。
私はシナモン入りのコーヒーに目が無いのだ。
調べるとタリーズは元々アメリカの会社だが、日本ではブランドライセンス供与をしており、そのタリーズコーヒージャパンが伊藤園の連結子会社になったので商品を共同開発しているらしい。
シナモン入りのコーヒー、昔は伊藤園ブランドであったんだけど、そういう理由で無くなったんだ・・。
一緒に食べたセイコーマート謹製のチーズパンはとても美味しかった。。
朝食にカニ雑炊でも作ろうかと思ったが昨日の「ジンギスカン+ご飯一合+うどん」で満腹感がありまして・・。
片付けをしてAM7:30に出発。相変わらず素晴らしいキャンプ場でした。
枯れた植物の匂いが僅かに漂う。もう初秋なんだな~。
日中は混み合うケンとメリーの木。朝はほとんど誰もいない。
航空写真を見ると、パッチワークの丘って言われているのが良く分かる。
頭を垂れる稲穂かな。
北海道ではお盆を過ぎるとにわかにスタッドレスタイヤや暖房機などの
冬向きCMが流れ出します。
この日AM8:30には自宅に到着。キャンプをしても朝早くにキャンプ場を出発すればその日は全く違う使い方が出来ます。
ではまた・・^^/