■砂川オアシスパーク ワカサギ釣り 2014年1月11日

本年度2度目のワカサギ釣り。気乗りしない息子(サシや魚を触りたくない)を無理やり連れてやって来ました「砂川オアシスパーク」。

ここは昨年いい感じで釣れたので期待が持てます。

それより降雪が凄くて、遊びに行く為に朝の5時起きで除雪しました・・疲れた。

午前10時着(遅い^^;)。天候はパッとしませんが、風は弱く問題ありません。

先客はテント30張位。

サシをどうしても触りたくない息子の為に、仕掛けは‘がまかつ’のジェットワカサギ(疑似餌が最初から針に付いている)を使用。今迄何度か使った事はありますが、余り釣れた記憶がありません。しかし、色々な釣り人のブログを見ると疑似餌専門の方もおり、偏見は捨てました。

(私はラビットと白サシを使用しました)

テント内の様子。氷の厚みは10センチ程度しかありません。その上に雪が30センチ位積もっており、足元はビチャビチャ。

プロックスの椅子に座って、というか椅子に座りながらあぐらをかいております。

ワカサギ釣りを始めて3年目。

今日ここで、とても興味深いものを見る事になります。

岸に近い水深1.5メートルの浅い所で釣りました。

氷の厚さは10センチ位でその上は全部雪です。氷の上の雪の部分、間口を大きく取って、光を穴に入れると水深が浅い事もありワカサギがスイスイ泳いでいるのがハッキリと見えるではありませんか(上の画像では良く見えません)。

これは面白い!息子と2人、穴を覗き込んでワカサギが仕掛けの周囲をどの様に泳ぎ、食いついて来るのか観察しながら釣りました。

 

YOUTUBEでワカサギの捕食動画をいくつか見た事がありますが、今回は肉眼です。

私がこの目で見たワカサギの様子は以下の通りです。

 

① 凄くゆっくりフワーっと泳いでいました。

② 進行方向は特に決まっている様子でもなく、右へ行ったり左へ行ったり。

③ 仕掛けを動かさない限り、ほとんど興味を示さない。

④ 仕掛けを目の前で動かしても興味を示したり示さなかったり。

⑤ しかし、数回に一度の頻度で餌を口でつついている。

⑥ その時のアタリはごく僅かでここで針に掛ける事が出来るのが達人。

⑦ 餌は新鮮な方が2回3回とつつく回数が増える。(餌は半身に切っています)

⑧ 口に餌を含んでもすぐに異常に気付き吐き出している。

⑨ あるワカサギが餌に反応すると、他のワカサギもつられて反応する。

 (金魚でもメダカでも同様の行動となるがワカサギも同じ様だ)

 

まとめ

私はかねてからワカサギ釣りの定石で少し疑問に思っている事があった。

「餌は新鮮な方が良い」

過去に金魚やメダカなどを飼った経験から、ワカサギは匂いよりもどちらかというと視力を中心に餌に向かって来るだろうから、余程匂いを発する餌でない限り新鮮かどうかは余り関係ないのではとも考えていたのだが、今回針に付いた餌をつつく回数に餌の新鮮度で違いがあり、定石が正しい事を確信した。金魚やメダカもとりあえず餌を口に含んでみてから食べられるものかどうかを判断する。餌は新鮮で、しかも半身に切っていた方がつつく回数が増える(多分匂いがするのと餌が少しちぎれるのだと思う)。

そして餌が針に上手く付いている事がとても大切。一口サイズでパクリと口に入れた瞬間、針に引っ掛からない限り違和感から吐き出す訳だが、吐き出す前に反応に気付き、穂先をしゃくる釣り師の技術が最も重要という、当たり前の結論になった。

ちなみに疑似餌のジェットワカサギは生き餌に対し、つつく回数が明らかに少なかった。餌ではない事にすぐに気付くのだろう=つまり釣り上げるチャンスも少なくなるという事です。

 

兎に角、今迄のワカサギ釣りで疑問に思っていた事が、肉眼で確認出来た事は大きく、とても楽しいひと時でした。

2時間位試行錯誤の実験をし、お昼になったので楽しい昼食。カップ麺にオニギリにメロンパン。

(釣り用の穴が大きく見えますが、氷の部分は通常の径しかありません)

天候が荒れてきたので午後1時で引き上げ。

釣れた数?2人でジャスト50尾でした。2時間の中、実験の為いつもより餌や仕掛けの交換を色々やって50尾。飽きる事無く釣れました。

(今シーズンは放流をやっていないとかで、例年より魚が少ないそうです)

オアシスパークの管理棟。ここで遊水地の管理を行っている様です。

とても綺麗な施設で暖かいトイレを無料で利用出来ます。

管理棟では遊水地の魚やカニやエビが生きて展示されていました。

ワカサギの動きを観察出来てスッキリした1日でした。ではまた^^