■帯広方面の旅   2015年4月18日~19日

この度車検から帰って来たロードスター、今回はタイロッドエンドブーツの老朽化による交換程度でさほどお金が掛かりませんでした。妻からは今時期は車税の事もあり金食い虫と言われてはおりますが。

 

さて、今日の旅は帯広方面で!

■ANTONELLA - Supersonic Level (1988)■  

中富良野の星に手のとどく丘キャンプ場前にて。今期のOPENは5/2です。

道の駅「南ふらの」でトイレタイム。アルミホイールはVRリミテッド等に使われた純正です。車検だったので。

このツラウチっぷりが半ばクラシックカーに足を突っ込んだロードスターには似合ってきていているな。パクッた、いや失礼、オマージュしたエランの後を追う形になるんだろうな。

 

マッドガードはロードスターを中古で購入後に前後とも新品で装着しているが、デザイン的に邪魔だな~と思ったり、私の場合、本当に泥よけとして機能する場所を走るので、フェンダーの傷防止の為、このままでいいかな~と思ったり。

         初代エラン(1962-1975)
         初代エラン(1962-1975)

実は今迄`道東自動車道'を走った事が無かったので、

トマムから十勝清水まで利用してみる事に。どんな感じかな。

交通量は少なく、ノンビリ走れる。

景色は素晴らしく、十勝平野を望みながらのドライブはナカナカ楽しい。

帯広に行く前に清水町にある「オートキャンプ場 遊び小屋コニファー」さんに寄ってテントを張る。これでひとまず安心。こちらのキャンプ場はバンガローやコテージを除く一般的オートサイトは僅か9区画で夏場は予約必須です。

で、まずは「アサヒ湯」さんに来てみました。

ここはいつか行こうと思っていた温泉銭湯です。

何と加温なし、加水なし、掛け流しの銭湯なのです。

脱衣所から浴室を見ると、「おおお、湯船からお湯が豪快にオーバーフローしているではありませんか!」(画像では見難いですね。人がいたのでここまでしか撮影出来ませんでした)

愛山渓倶楽部野付温泉浜の湯ホロカ温泉鹿の湯薬師温泉(今はもう無い)などを思い出すなあ。これぞ自然の恵み!地球の偉大さを感じますね~。

 

泉質は十勝方面ではよく見掛ける「モール温泉」で入った瞬間からツルツルです。

隣り合わせたおじさんと雑談。「毎日来ているさ~、意外と空いているんで最高だよ」だって。近所にこんな銭湯があって羨ましい。。

 

そうそう、それと受付の女性、事前の電話での営業時間の確認から写真撮影まで親切な応対をして頂きました。ありがとうございました。

続いては100年食堂の「ふじもり」さん。創業は1899年(明治32年)。この年にあった事を調べますと、「サントリーの創業年。大阪に鳥井商店を開き、ぶどう酒の販売を開始する」だって。あの巨大企業と同級生なんですね。

場所は帯広駅のすぐそば。豚丼のぱんちょうも近いです。

「ふじもりさん」はあの有名なカレーのインデアンさんも経営しております。

 ふじもりさんのHP

ショーウィンドウには綺麗な食品サンプルがズラリと並んでいて、楽しいです。

ショーウィンドウで30秒位悩んで決めたのは天鮨セット(1,404円)。私の好物の天婦羅と寿司、更に茶碗蒸しが決め手。

 

さて、左上のメロンソーダはお冷と一緒に運ばれて来る無料サービス品です。事前の調べ通りに来ました時にはちょっとほくそ笑んでしまいました。食事の途中にはお茶まで頂きました。

現れては消えする飲食業界において100年以上商売を続ける事は容易ではなかった筈です。オーダー用紙を挟むクリップボードの裏面にはお店の熱い気持ちが・・

 

私どもは帯広で一番おいしいものは、お宅の奥様のお手料理だと思っております。

ふじもりグループは二番目に安くてうまい店を目指して頑張っております。

私達の念願はタッタ一人でもよいから・・・でも できたら一人でも多くふじもりグループは帯広になくてはならぬ店だと言って下さる

この言葉に生涯をかけたいのです。

 

この気持ちですよね・・ ちょっとジーンときました。

店員さんの接客も自然な親切さが素晴らしかったです。ごちそうさまでした。

帯広のパン屋さんと言えば「満寿屋(ますや)」さんですね。

前にも一度来た事があるパン屋さん。通り掛かったので寄ってみる事に。

こちらも結構な老舗で、創業は1950年。三食パン、ちくわパン、コロネを購入。

       で、キャンプ場に戻ります。

ホントはすき焼きをしようと思っていたんだけど、ソレ用のコンロを忘れて来てしまった。今晩は満寿屋さんのパンと、金ちゃん焼きそばで乗り切る事に。

 

金ちゃん焼きそば」は職場の後輩が愛知に住んでいた頃よく食べていて、メチャ旨かったんだよなぁと言っていたので、興味を持った私はアマゾンで一箱注文。今回緊急用として1個持って来ていたんです。

※北海道で即席焼きそばと言えば「マルちゃんの焼きそば弁当」が一番人気です。

味はS&Bのホンコン焼きそばに少し似ている感じ。美味しかった。

「遊び小屋コニファー」さんは自然の地形を利用したオートキャンプ場。

川があると様々な騒音が掻き消されますので大変好きなキャンプ場です。

 

こちらはほぼ通年で営業をしております。オーナーは元自衛官の方で、退官後に自宅をここに建て、ついでにゲストハウスを作ったら、皆にキャンプ場経営を勧められ、今に至るとの事で、自宅ログハウスは数年前から今も制作中で(既に居住中)、完成まであともう一歩の所まで来ているそうです。

焚き火用の薪はコンテナ一杯650円で購入出来ます。

川のせせらぎを聞きながら一人黙々と火いじり。

とても寒かったけど、焚火で体中アツアツです。

上のサイトのご夫婦が、私のHPをご覧になった事があるとの事でした。

最近時々そんな風に話し掛けられる事が増えました。

ちょっと嬉しいです。

午後8時、雨が降って来たので焚き火終了。テントの中で食事。

帯広で寄ったコンビニの隣にTUTAYAがあったので

100円のこち亀を買ってきて寝っころがりながら読んだ。

こち亀は中高生の頃単行本を集めていて100巻位まで家にあるけど、

それ以降は漫画の内容が少し変わって来たんで買っていない。

昔の両さんはもっと豪快だったんだよな。

同僚の戸塚はどうなった?出演禁止?

普段は殆んど漫画は読まないけど、漫画は絵があるのでラクだね。

テントの中では字ばっかりのだと疲れる。年のせいもある。

     そんなこんなで午後10時に就寝zzz

午前1時頃目が覚めたので外に出て空を見た。

雨は時折降ってくるが星が結構見える。

激寒だったが何枚か写真を撮った。

葉の無い木々が妖しい雰囲気。

暖をとる為ランタンとガスストーブは前室でつけっ放しで寝た。

一応換気は十分な状態にしているが、何があるか分からないのでホントは駄目よ。

オードリーのオールナイトニッポンを聞きながら満寿屋の三食パンを頂いた。

川の音しか聞こえない漆黒の森のテントの中でノンビリとしたひと時。

外気温は3℃まで下がったが、テントの中は20℃以上。

午前4時頃 二度寝し、午前6時過ぎに起床。ちくわパンを食べて軽く焚き火。

満寿屋のちくわパンは穴の中に炒めたオニオンが入っていて美味しかった。

本日は午後からチョイと予定があるので、

午前9時頃キャンプ場を出発した。

本当はもっと早く出発したかったのだが、狩勝峠の凍結路面が心配だったので。

 

キャンプ場を出てすぐの所。風雨がちょっとあったのと、キャンプ場のぬかるみでドロドロに汚れたロードスター。それとは対照的に春らしい景色。

ではまた・・^^/