■増毛一夜        2015年6月19日-20日

   ☎ トゥルルルル・・

   私 もしもし

   ☎ 仕事の依頼がある。金曜日の夕方、増毛まで来てくれ、ガチャ・・

     (かなりフィクション)

 

   こ、これは・・ロードスターにテントを積んで行かねば! ^^;

   増毛は2週間前に「エビ地酒祭り」に行ったばかりだけどね。

  

PM1時旭川を出発。深川市にある洋菓子工房「年輪舎」さんでお土産を買う。

こちらは特に北海道の農作物を贅沢に使ったバウムクーヘンが有名です。大きなバウムクーヘン用の手焼きオーブンが店舗のガラス越しに見えます。

で、仕事を無事終えて・・

PM5時頃に仕事が完了。かねてから気になっていた「増毛フルーツワイナリー」に行ってみる事にしました。

 

増毛は海産物だけではなく果物も特産物。暑寒別岳からの清らかな水、水はけの良い土壌、昼夜の気温差が大きい事が果物栽培に適しているらしいですねぇ。

「りんご、さくらんぼ、梨、ぶどう、プラム、プルーン」など沢山の種類の果物が栽培されています。

増毛の街外れにあるフルーツワイナリー。

 ここで、今晩用に2種類のシードルを購入

 

 左)増毛シードル 甘口 0041

スターキングデリシャス、ふじ、ハックナイン、ゴールデンメロン、旭 の5種類のりんごをブレンド。アルコール分3.5%、330 ml、775 円(税込)

 

 左)増毛シードル 辛口 0042
スターキングデリシャス、ふじ、ハックナイン、ゴールデンメロン の4種類のりんごをブレンド。アルコール分6.5%、330 ml、775 円(税込)

その後、地元のスーパー、チューオーに行ってアレコレ夕食の食材を購入。

で、「増毛リバーサイドオートキャンプ場」に到着。あれ?広大なサイトに人が誰もいないぞ?という事で今宵は今期3度目のキャンプ場貸切です。

 ※シーズン前&金曜日だからだと思います

電源なしサイト2,000円。これで貸し切りは安いねぇ~・・

こちらのキャンプ場利用は何年かぶり。隣には暑寒別川が流れ、画像では見難いですが向こうに海が見えます。香りの濃い潮風が風に乗ってきて、海が近い事を実感出来ます。虫も殆んどいないし、最高です。

いつもの通りスーパーで買って来たものをクーラーBOXから一旦出してザッと並べます。何を買ったのか頭の中で整理する為です。一部野菜は既に隣のコンロで茹でています。

夕方のタイムセールで刺身が半値になっていたので思わず買ってしまいました。

今夜は一人用土鍋を使ってチーズフォンデュです。シードルに合うかなぁと思いまして・・。ソーセージは好物の日本ハムのシャウエッセン。海老に、ブロッコリーに、アスパラガスにミニトマト。パンも焼いて・・と思ったけど多過ぎて食べ切れないと判断しやめました。

チーズ(普通のとろけるチーズ)には胡椒と塩と白ワインと牛乳と片栗粉を入れています。

増毛産シードルとチーズフォンデュ。最高の組み合わせ。グイグイ一気に飲み切って、気分の良いところで焚き火。だーれも居ないので、通路(アスファルトの上)に椅子を置いてノビノビです。

生憎 空は厚い雲が覆っていて星の一つも見えませんでした。

PM9:30頃。

炊事場の傍にテントを張ったので、照明がボディに写り込んでいます。

カメラでは撮影方法で上の様に割と明るく写せますが、実際目で見える風景はかなり真っ暗です。

 

随分綺麗に写っている私の自家塗装のワタナベF8Fホイール(F8ではない)。元はリムの部分が切削でピカピカしていたのですが、全てシルバーで上塗りしています。

サイズは15インチで7J+36。

ロードスターのワタナベと言えば14インチ6.5J+14.5という定番サイズがあり、それも良いですが、私は考えに考えてコレにしました。今度16インチにしてみようか更に考え中。

 AM3:40 曇っているが こんなに明るい。6月はいいなぁ
 AM3:40 曇っているが こんなに明るい。6月はいいなぁ

PM10時頃には就寝。AM1:30に目が覚める。オールナイトニッポン(今回は特別にパーソナリティが出川哲郎とホリケンという不思議な組み合わせ。ドタバタ騒ぎで面白かった)を聴きながら本を読む。

気温は15℃位でアウトドアには丁度良い。(虫が少なく寒さもさほど感じない気温)

 

出川哲郎とホリケンの後、パーソナリティーが朝井リョウ&加藤千恵なる人にバトンタッチ。結構面白くてその名前を検索したら、加藤千恵さんは旭川出身の歌人・小説家だった・・。初めて聞く名。ビックリ。

AM5時、出発。早朝のドライブはクルマが少なくノンビリ走れ、楽しいのさ。

それと地元で仕事があるのでゆっくりしていられないのです。

道道94号線を走って帰る。途中、増毛町立信砂御料小中学校(明治40年~昭和52年)の跡地に寄ってみます。何の記念碑もありませんが、今はアンテナ塔が立っている広い敷地が学校のグランドだったのです。

最盛時には数十人の生徒が通ったそう。

今では周囲数キロに人家が一切ありません。特に冬期の交通の便の悪さや農作物の育て難さが主な原因だったらしいです。

山の中ですからねぇ。開拓民の苦労が偲ばれます。

続いて「仁奈良駅逓跡地」に来てみました。ここは前々から記念碑が立っているのを知っていました。現在は記念碑以外何もありません。

 

駅逓(えきてい)とは・・

明治から昭和初期まで北海道辺地の交通補助機関として、宿泊・人馬継立・郵便などの業務を行う制度。その運営者は、駅逓取扱人(半官半民)

1946年(昭和21年制度廃止) 以上wikipediaより引用

 

その昔、こんな山奥に駅逓があったなんて・・人っ子ひとりいない今と違って随分賑やかだったんでしょうね。

  上)参考画像:奥行臼駅逓(別海町)  北海道環境生活部HPより引用しました
  上)参考画像:奥行臼駅逓(別海町)  北海道環境生活部HPより引用しました

最盛期には北海道に600カ所の駅逓があったそうです。

 

という事で仕事の後の強引なキャンプでした・・。また^^/