■ 羅臼、泊・食・浴 の旅  2017年7月29日~30日

あ~ 久々にロードスターをオープンにして遠くまで思い切り走りたいなぁ・・

昨年は知床に行っていないし、2年ぶりに羅臼に行ってみよう。

キャンプ地は・・ちょっと珍しい所なのですが、後ほど紹介します。

AM6:00に自宅を出発。自宅からキャンプ地まで約310km。

ドライブには丁度良い距離です。(田舎道ばかりなので疲れません)

上画像は知床峠。天気は曇りですが、オープンカー乗りにとっては一番の天気です。晴れだと熱射病になりかねないので^^

昼食は「純の番屋」で頂きます。そうです。ココは「北の国から2002遺言」内の「純の番屋」を再現しているお店です。初めて来店しました。

頂いたのは「純のウニ丼」(2,850円)。ウニ丼は勿論、カニ汁やカラフルなお浸しなども美味しかったです。

切り盛りしているお母さんが気風が良くて、お客さんに積極的に声を掛けます。

雰囲気サイコーなお店でした。おススメのお店です。

そして、本日のキャンプ地です。ココにテントを張った事がある人はそう多くはないハズです。天気が良ければ国後島が海の向こうに見えます。

キャンプ場自体は昔からありますが、キャンプ場ガイドブックには載っていない事の方が多いのでは? 分かりますか?

反対側からの画像だと、分かりますね? 特にライダーさんは向かいの建物を利用された事がある方も多いと思います。そう、「民宿 熊の入った家」です。

民宿やライダーハウスの建物前の道路を挟んで向かいにあるこのちょっとマイナーなキャンプ場の名称は「二ツ岩キャンプ場」です。

利用料は一人500円。綺麗な水洗トイレとライダーには嬉しいコインランドリーも完備です。

 

そして・・本日このキャンプ場は貸切です^^;

ヒグマ密度が極めて高いこの地で少々不安。道行く人や民宿のオーナーに恐る恐る大丈夫ですよね・・?と聞いたら・・

「まあ、たまにはヒグマが歩く事もあるけどね。我々だってこうして生きているんだから大丈夫さ」とか

「何せ知床だからね~。でも安心していいよ。ウトロ側の海岸にクジラの死体が上がったんだってさ。んで、ヒグマはそっちに大集結しているようだから・・」など

私が安心出来るお話は見つからなかった・・^^;

上の画像は実際にヒグマが突入してきた当時の住宅。ライダーハウスの隣にあり、今でも見学が出来るようになっています。

と思ったら、結構大きなエゾシカのオスが森の中から出現。

角があると怖いね。私はぎょっとしてちょっと後退りしました。知床は動物に溢れた土地であります。

チョイとライダーハウスを覗いてみました。綺麗です。マンガが棚一杯にあって、シュラフさえあれば宿泊可能です。コチラの利用料は1,000円です。

道の駅に行ったり、羅臼の街を散策して、今日の温泉は「らうす第一ホテル」さんにて。私も年を取ったせいか、野湯よりもマズはこういう文明的な温泉にゆっくり浸かりたいのです。

とても綺麗ですし、湯は当然ですが掛け流しです。露天も広くて良かったですよ。

先ほどの散策途中に目を付けていた蕎麦店「しずか」さん。

こだわりの手打ち蕎麦です。店内の地元のお客さんに「兄さん、どこから来たの?」と話し掛けられ、和気藹々楽しく食事が出来ました。

これなんだよな~、都会では有り得ないホノボノムード。

 

夕食まで外食?とか言わないように。ヒグマを誘引してはいけないので自炊は自粛します!!^^; 炭とか持って来たんだけどね・・

テントに戻り、コンビニで買って来た食料品を並べます。(いつもの如く、買ったものを忘れないように)

今宵はシードル2本とプレモルで一人宴会です。

今回、スノーピークのリトルランプ ノクターンを買って持ってきました。

主な目的は「残量の少ないOD缶の使い切りの為」です。

詰め替え君を買ってみたものの、面倒で一度も使った事がありません^^;

 

このランプの燃料消費は1時間あたり僅か7g。ガスの残りが少なくても結構長時間使えるハズです。

ところで、上画像のスノーピークのOD缶ですが、プラ製キャップがプリムスなどと違った形状をしていますよね。つまり深爪な人や子供でも蓋が開けやすい様なツマミがあるんですね。

よく考えられていると思います。

 

午後8時、歯を磨いて寝ます・・・・ZZZZ (寝るのが早いのには理由があります)

翌日午前2時、貸切をイイ事にエンジンを掛けてある所に出発します!

目的地その1に到着。案の定、駐車場にクルマが一台もない^^

しかし、人影が全くないのは恐ろしい。この辺りはヒグマの巣窟です^^;

もう分かりましたね。野湯「羅臼温泉 熊の湯」です。コチラ、実は日中通り掛かりにも来たのですが、人が一杯で入浴を諦めたのです。

深夜なら貸切だろうという事で・・。ヒグマが怖かったけど・・。

 

しかも都合が良い事に本日温泉を引く管か何かが詰まり気味で、通常45℃以上ある湯の温度が、42℃位で入り易い!

湯守の様な怖~い地元のオジサン達(漁師の方が特に怖い)もおらず、初めてノビノビと(^^;) 入浴する事が出来ました。

熊の湯の厳しい掟を御存じで無い方はコチラを見てね。

熊の湯をじっくり堪能した後は、目的地その2の相泊温泉に直行です。

到着です。霞が無ければ海の向こうに国後島が見えるのですが・・

熊の湯は森の中でした。相泊温泉は海岸です。ココは今まで何回入浴したか分かりませんが、羅臼町と地元の有志の方で管理がされており、お陰様で何時も楽しく利用できます。感謝!

この温泉は本来観光客向けのものではなく、漁師の方向けなので、心して利用しましょう。相泊温泉の管理者の方のサイト

先客がいらして、地元の水道工事屋のオジサンだったのですが、15分位かなぁ・・世間話をしながら湯浴みを楽しみました。(↑画像は帰る時)

地元の色んな話を聞いていると、遠くに来たんだなぁ・・としみじみ感じ、一人旅の良さを実感できるのです。

 

そうそう、ココの湯は確か湯船の底辺りから湧いているはずですが、以前は熱くて水でうめないと入浴できなかったのですが、今回は何もしなくても丁度良い湯加減でした。

水道工事屋のオジサンは地下水の流れの変動か何か起きたんだろ?と言っておりましたがどうなんでしょうね。

相泊温泉そばの瀬石温泉にも来てみましたが、当然入浴時間外でした(私有地です)

ここは「北の国から2002遺言」のロケ地にも使われました。

ふたっ風呂浴びてキャンプ地に戻ると朝日が昇ってきました。

後方には漁船が・・ノンビリだなぁ。

釣り道具を持って来ていたのですが、

体も綺麗になったし、面倒になって釣り中止。

温泉でサッパリした後は、朝食です。まだAM5時前だけど。。

アマノフーズのにゅうめんとコンビニのエッグサンド。そしてモンカフェ・・

にゅうめんは・・量が少なくて、味を楽しむ程度な感じでした。味はイイです!

朝食後二度寝をしてしまい、出発がAM7時になってしまいました。本当は標津の川北温泉なんかも行きたかったのですが、時間が無いので今日は諦めます。

 

帰りは晴れまくりで、オープンカーでは常時日焼けをしている状態になります。

「今日は焼いて行くぞ~っ」てな感じです。

上画像は知床峠。羅臼岳は綺麗だな~。

ウトロ側の海岸線。気持ちイイ~。

昼食は何を食べようかな~・・っと走らせていると温根湯で福住さんを発見。

大もり蕎麦を頂きました。カツオの出汁が効いていて美味しかったな~。

福住さん、支店はとても多いですが、どこも美味しい蕎麦を提供してくれるので大好きです。店内の雰囲気もイイですしね。

石北峠そばにて。ココは国道39号線ですが、札幌圏などの人口密集地を除く多くの地域は交通量が少なく、特に道東や道北はストレス無く楽しく走れます。

ライダーやキャンパーの皆さん、夏休みは是非北海道を旅して下さいネ。

 

ではまた^^/