本日はキャンプ嫌いの妻を誘って日帰りで出掛けます。
一番の目的は新得町の「トムラウシ温泉東大雪荘」です。
三国峠にて。本日の出動車両はフォレスターです。
折角の田舎道ドライブなのにロードスターではない理由があるのです。
その理由は後ほど・・
三国峠を少し下りた所からの松見大橋。
大樹海の中を突き抜ける人工構造物。相変わらず素晴らしい雰囲気だ。
東大雪荘に行く前に、、
ナイタイ高原牧場です。
標高800mから十勝平野を見下ろす雄大な景観と、素敵なナイタイテラス。
ナイタイテラスは軽食喫茶風の飲食店。メニューがナカナカ豊富。
地元モノの様々な商品が所狭しと並べられています。
今日は霞でボンヤリしていますが、何とか十勝平野を一望出来ました。
建物は2018年に新築されたばかりで、お洒落。
アカシア、トチ、シナ(菩提樹)など、様々な種類のハチミツが販売されています。
くろショコラ(400円)。大変濃密。唇を真っ黒にして頂きました。
今回お初の蕎麦「五武庵」さんにやってきましたが、急なお休みの様で・・残念!
いつか絶対に訪れたい。また次回!
お昼は完全に蕎麦モードだったのですが、考え直して思いついたお店がコチラ
「森のキッチンかわい」さん。鹿追牛の生産もされているオーナーが経営する、
洋食屋さんです。
コチラのお店、何年も前から訪問しようと目論んでいたのですが、その理由は後でご説明します。
店内にはミズナラの大木がドッシリと佇み、床には3,300枚もの樹木の輪切りが敷き詰められております。ほのぼのした雰囲気がイイですね~。
鹿追産牛肉を使ったキノコハンバーグ(ライス・サラダ・チーズ付き 1,080円)を頂きました。ライスは五穀米です。もちろん 大変ジューシーで美味しかったですよ。
さて、こちらのレストランを何年も前から利用しようと思っていた理由は・・
ズバリ、お店の敷地でキャンプが出来るからです!
(今日は日帰りですけれどもね)
この奇麗に整備されたフカフカの芝生、素晴らしいです。
トレーラーハウスもあります。大人一泊2,700円、子供1,080円。バンガローは
1棟5,400円。うーむ、ナカナカ面白いな。
私の利用させて頂く場合のイメージはこうだ・・・
旅の途中、これからテントを張る場所を探している私。
しかし天気予報によると これから激しい雨が予想される。。これは食事を作るのが面倒だ・・(←いつもの事だろとか言わないように)。えーい、本日はテントから歩いて3秒で食事が出来る「森のキッチンかわい」さんでテントを張ろう!」
食事を済ませた私は、テントに当たる雨音をショパンの調べとし眠りにつくのだ。
さあ、お腹もいっぱいになったし、いよいよ本日の本丸「トムラウシ温泉東大雪荘」に向かいます。目的は勿論 温泉入浴だ。随分前から行きたい行きたいと思いつつ、今日まで引き延ばされてしまった。その理由は・・・
①横道の無い40キロ以上の一本道をひたすら走る必要がある
寂しい一本道をたった一人40キロ行くという事は、再び寂しく40キロ帰って来る必要がある。今日まで気乗りしなかった大きな理由。
②しかも最後の数キロは砂利道
現在も徐々に舗装路が延伸されているのだが、今回は最後の5キロが砂利道だった。上画像を見て頂くと分かる通り、水の流れによる削れもある砂利道なので、最低地上高が車検に通るギリギリのロードスターではちょっと・・と思っていた。
※ 実際はロードスターでも大丈夫です。オンロードバイクも多分大丈夫です。
■途中、ヌプントムラウシ温泉に行く林道があるのですが、林道崩落で今や幻の野湯となってしまいました・・。行ける時に行っておけば良かった。。
原生林を突き進み、いよいよトムラウシ温泉東大雪荘が見えてきました。
ここで停車したのは・・・
道路脇に「噴泉塔」があったからだ。温泉がグツグツ噴出しております。
さあ、いよいよ夢にまで見た(大袈裟ではない)
秘境の一軒宿「トムラウシ温泉東大雪荘」に到着だ。
こちらの建物は1993年築ですが、いぶし銀の雰囲気です。
こちら十勝方面はどこへ行ってもNHK朝の連続ドラマ「なつぞら」のポスターが貼ってありますね。
北海道を舞台にしたドラマなので私も妻が録画したものをたまに見ております・・
ラッキーな事に 一瞬 人が誰もいなくなったので、
ダッシュで脱衣室にカメラを取りに行き、慌てて撮影しました。
内湯は広々とし、天井は高く、ガラス面が大きく、大変開放的です。
(露天)男女とも湯舟が2つずつあり、風景を眺めながら、ほんのりと漂う硫黄臭を嗅ぎ、これこそ温泉と満足しつつ、実にリラックスした入浴ができます。
ずっと前からこの露天風呂に入りたかったんですよね~。湯舟の床が水色なのも奇麗です。
98℃のお湯が1分間に100リットル以上湧出しておりますので勿論かけ流しです。ウィキペディアでは誤った循環式となっておりますが。(2015年までは一部循環式だったのです)
東大雪荘のHPでも「かけ流し」と宣言されております。
眼下には「ユウトムラウシ川」がザーっと轟いております。
休憩室も奇麗。登山関係の本が中心の本棚。
帰りは新得蕎麦でも食べて帰ろうという事で、新得町の蕎麦店を検索するも、PM3時とか、5時に閉店する店がほとんど。
仕方なく いつも通り掛かるものの、チェーン店的な見た目の雰囲気から何となく敬遠していた「新得そばの館 玄穣」さんに寄ってみた。
大変奇麗な店内。上画像左には蕎麦打ち体験が出来る部屋があったりして、非常に蕎麦愛を感じられる雰囲気です。
調べるとこちらの蕎麦店、地元の㈱新得そば物産さんが運営をしており、この会社、蕎麦の作付けから製粉、製麺、更には蕎麦店まで一貫して事業化しているのでありました。
これで美味しくない訳が無い!
蕎麦の香りは良く、たれも味わい深く、ネギは繊細に刻まれ、ワサビはイイ感じに荒くおろしてある。
今迄訪問しなかったのを後悔しました。こちらのお店は非常にオススメです!
ここから先は大雪山一周とは関係ないオマケレポートです
翌日、またしても妻と二人で蕎麦でも食べる為に出掛ける事に。
当初は家に近い店に行こうというものでしたが、「第11回AKOお~るスカイライン&GT-R DAY」が赤平(あかびら)で開催されている事を思い出し、急遽予定変更、妻を説得し、昼食を食べがてらチョイとそれを見に行く事にしました。
私は若い頃、R32GT-RやR30RSターボに乗っていた事があり、久々にそれらのクルマを見たくなったのです。
赤平に行く前にネットで検索して出てきた、蕎麦店「みたて」さんに立ち寄りました。初めてのお店です。
この「みたて」さんは江部乙温泉旅館内にある蕎麦店で、店名の由来は、みたて=3つのたて=挽きたて、打ちたて、茹でたて です。
やけに暗い所にある食券機で食券を買い・・
私はもり蕎麦の大盛り(800円)、妻はざる蕎麦(750円)を注文しました。
なんとも不思議な感覚・・・
通された所は、、社員食堂的な・・4席のテーブル×2が置かれております。
とても奇麗ですが、ブラウン管TVやSLの写真が何ともノスタルジー。
ご馳走様でした。
そして、やって来ました「第11回AKOお~るスカイライン&GT-R DAY」。
赤平のエルム高原キャンプ場の駐車場での開催です。凄い景色だね~。
前述しました様に、私20年以上前にスカイラインを3台乗り継いだ事があります。今ではスカイライン及びGT-R(今のGT-Rはスカイラインの冠が外れております)というクルマが一般の人には認知されない感じになっておりますが(まあクルマ自体がどうでも良い存在になりつつあるからね)、昔は普通の若者が憧れるような存在だったのです。
HKSのT04Zか・・。何馬力あるのでしょうか?2.8ℓで650馬力?
青いGT-Rの仕上がりも凄いのですが、急いでカメラ片手にジグザグに動いておりまして、青いGT-Rの隣のシルバーの車両に気付きませんでした。
これって1996年当時1,200万円もした55台限定ニスモ400R?? ホイールはニスモ400R用ではないですが・・。ホンモノだとしたら多分私、肉眼で見た事がありません。
いや~、何故気付かなかったのか・・。
今や最低でも2,500万円の値が付くと言われるケンメリGT-R。
S20の咆哮に集まる人、人。
もう一丁 S20。
私が二十数年前にスーパーローンで買った32GT-R。懐かしいな。
みんな奇麗にしているね~。
R30型はLのターボや、FJ20のターボCに乗っていた事があります。懐かしい。
凄い数ですね。ココはキャンプ場なので、来年はこの日に目掛けてキャンプするのもいいなぁ。どんどん集まって来るのを見るのが楽しいでしょ。
クルマって停まっているよりも走っているのを見る方が何倍も面白いからね。
妻と昔話をしながら30分程場内をぶらついて帰宅。何だか気持ちが若返った。
横浜銘菓「ありあけ横濱ハーバー」
赤平からの帰り道、横浜から毎年ボクスターで上陸している北海道マニア!?のGianさんのキャンプ地(旭川)に遊びに行き、お土産に頂きました。ご馳走様です。
キャンプ場でいつかご一緒しましょう。
ではまた!^^/