■増毛からのチャリキャン

この記事を書いている5月26日午前7時の天気予報です。

北海道の5月においての過去の最高気温は北見市の33℃台だったとニュースで見ましたが、本日佐呂間町で39.5℃の気温が観測されたようです。

一気に6℃も更新とは・・・しかも日本の5月の最高気温を更新との事!

 

上の天気予報をご覧下さい。北海道はとても広く、気温がまちまちである事がお分かり頂けます。

稚内や釧路は7月・8月でもよほどでなければ30℃を超える事はありません。

例えば昨年7月の釧路の最高気温で、30度を超えたのは僅か1回のみ。

25℃から30℃まで0回(ゼロ!です)。大抵は20℃ちょい超えで安定しています。

 

雪も函館・室蘭・釧路あたりの日本海に面している地域はとても少なく、

冬に雪が目的でその地域を訪れても肩透かしをくらってしまいます。

 

北海道に観光にいらっしゃる方はよく研究して来られると良いでしょう。

避暑には稚内方面と根室釧路方面がおススメです。

さて、本日は増毛町に妻とやって来ました。

毎年5月に行われる「増毛町春の味祭り」であります。

港の駐車場も朝一で行ったのに既に満杯!

増毛町は非常に歴史のある町です。

マシケという名前はアイヌ語の「マシュケ」(ニシンを狙ったかもめの多い所という意味)が由来と言われております。

江戸時代後期には秋田藩や津軽藩がロシアに対する西北海道護衛の為の拠点とする為に元陣屋を設置したり、また昭和時代中期まではニシン漁で非常に栄えました。

 

今では増毛町の人口も4,300人余まで減りましたが、かつて栄えた街の貫禄は衰えるどころか、歴史を重ね益々魅力が高まっています。

 

増毛町ならではとして「漁業」と「農業」両方が盛んである事が挙げられます。

漁業は最近はアマエビ漁が特に有名で、ブランド化しております。

農業は暑寒別川が流れ込む扇状地で稲作の他、様々な果実が栽培されており、果実そのものとその加工品(私がよく購入しているシードルなど)がやはりブランド化しております。

日本最北の酒蔵「国稀」であります。こちらは非常に太っ腹! 

毎年日本酒や甘酒の無料試飲で来場者に振舞ってくれます。

また限定酒の販売があったり、酒蔵内を見学する事も出来ますので、日本酒好きには堪らないでしょう。

酒蔵内の見学。タンクの製造年がそれぞれのタンクに大きく記載されており、昭和30年代製造のタンクもあって驚きました。

増毛の町挙げてのお祭りです。沢山の屋台が並びます。

屋台の海鮮丼(1,000円)、ちょっと他では見られない構成です。

増毛の特産品、アマエビは控えめの2本ですが、カズノコ1本とイクラがどっさり、それに何故かネギトロです。

ご飯は酢飯でしたし、とても食べ応えがあって美味しかったです!

アマエビを出汁にとった味噌ラーメン(600円)です。増毛の名産であるホタテの稚貝も入っていてこれもナカナカ美味しかったのです。

それぞれ小ぶりの量でありましたが、海鮮丼とラーメンをハシゴで食べまして、妻は既にお腹一杯でダウン気味です。

この記事を毎回書く度に載せてしまう「増毛なのに毛内とはこれいかに!?」

増毛町で栽培された果実のジャムや・・

高級なジュースも沢山の種類が並びます。

私が行った時には終了していた金魚すくいならぬ「えびすくい!」

私が到着した時には、亡き骸ばかりでした。。合掌。

タコも生きたまま販売されています。

かつての終着駅「旧増毛駅」も今では子供達の憩いの場です。

増毛港にはウニが沢山 (⑅๑╹ڡ╹). (捕ってはいけませんよ)

天気も最高、妻も私も大満足。とても楽しい一日でした・・・が、、

何だ、何だ、この風景は!!!

旭川市が誇る春光台公園グリーンスポーツ施設キャンプ場です!

 

キャンプ場だろ!?それは分かっているって!?

何故急にシチュエーションが変わったのだと仰りたいのですね?

増毛から自宅に帰りましたら、まだPM3時だったので、買ってそのまま放置していたDAHON horizeを出動させる事に。というかバックパックにテントを突っ込んで近場のキャンプ場に出掛ける事にしたのです。

妻は歩き疲れと食べ疲れでグッタリして「よくそんな元気があるねぇ~」と呆れ顔。疲れていますが、それを上回る意欲です!

horize、マットブラックがイイ感じ。ディスクブレーキなのでリムの形状も自由度が上がっていて新鮮な見た目だ。

PM5時、アライのドマドーム2を設営して自転車を折り畳みました。ドマドームは山テントとしては文字通り前室(土間)がとても広いテントです。

自転車を折り畳んでしまえば、前室に入れる事が出来、盗難防止にもなります。

 

そして今回、このドマドームは一切ペクダウンしておりません。

完全に自立するテントなのです。

3本のポールをインナーに通し、フライを被せればそれで終わり。

煮炊きが出来る割と広い前室も一体化しているのですが、これが出来るテントは少ないのです。

 

1965年創業のアライテントにはデザイナーがおりませんが、社員全員が本格的な登山が趣味であり、ミシンでテントを縫う事が出来る職人集団です。

見た目がイカしている上に高機能なMSRやヒルバーグと比較し、華やかさが全く無い、いやむしろ地味過ぎるほど落ち着いたデザインやカラーコンビネーションはこういった事が理由なのでしょうね。

 

アライテントの素晴らしい所は購入後のメインテナンスを非常に長い間サポートしてくれ、HPに行くと、古めのテントであってもポールは勿論、ショートパーツまでもが販売されており、それだけで安心感があります。

 

一度アライテントのHPをご覧下さい。テントのメインテナンスや補修方法も細かく紹介されており、アライテントのテントに懸ける気持ちが存分に感じられます。

 

ところでMSRの話をして思い出しましたが、MSRのドラゴンテイルというテントの前期型(下画像=廃盤=現行型ではありません)をお持ちの方、突然ですが安く譲って下さい^^;

あの形がとても好きで何年も前から思い出しては探しているのですが、程度の良いものがもう各オークションで出てきません。ドラゴンテイルの前期型、正に’竜の尻尾‘って感じです。

うーむ、、改めてカッコイイ。。カッコ良さでは私の中で最強。

スキニーワンを持っていますが、並べて設営してみたい。。

ドマドーム内部の様子。インナーテント側から撮影しました。天井近くにランタンをぶら下げております。縦横だけでなく、高さもナカナカ充分です。

え~、では日中増毛で散々食べまくりまして、余りお腹が空いてはいないのですが、非常に久しぶりに炊飯をします! そして本日のメニューは懐かし!?

アマノフーズの「畑のカレー」であります。

 

今日は暑いせいかセミの鳴き声が全開です。北海道も夏だな~って感じ。

150mlの熱湯にドライフーズのカレーを入れて60秒待てば完成! 超簡単。

ご飯は1合、カレーの量は足りないんだっけ?(過去の食べた事は忘れている)と思ったらピッタリだった。

画像の飲み物はKIRINアミノサプリ。自転車で10kmも走っていないのにバテバテで普段こんなの飲まないのに通り掛かりの自販機で購入してしまった。^^;

 

マジックマウンテンのエアーマットにイスカのエアーピロー、シュラフはモンベルの♯2。枕はこのままでは違和感がありまくりで、エアーをこの半分位まで抜いて、タオルで巻いて使います。

2人用のドマドームなので、荷物も沢山入れる事が出来ます。

 

 

そして疲れ切って・・・驚異のPM7:30に就寝 zzzzz・・・

おはようございます。早く寝た為、AM1:00に目が覚めました。

オードリーのオールナイトニッポンを聴きます。

今日は暖かくてシュラフ内パンツ一丁で寝ていました。いいなあ寒くないって。

 

モンカフェを飲み、昨日食べ切れなかったカレーライスと再びアマノフーズの「焼なすとトマトのクリームパスタ」を頂く事にします。

100mlのお湯に入れ、60秒で完成。もちろん相当美味しいのですが、少し味が濃いのでご飯の上に掛けても良いかも知れませんね。

AM3時45分、帰る準備をします!

なぜ、こんなに早くかって? 家で洗車・日曜大工・買い物・草刈り等々、沢山やる事があるのです。ロードスターで出掛けた場合も極力午前中に帰宅する事により、日曜日を有効に使うのです!

60リッターのバックパックがパンパンです。担いで自転車を漕ぐのも結構キツイ。horizeは8段変速で以前のmetro(6段変速)に比べて細やかなギヤ選択が出来るので楽。タイヤはちょいと太目で抵抗はあるものの、乗り心地はイイ。

ディスクブレーキは・・・タッチが独特で面白いけど良し悪しはよく分からない。

 

もうちょい体力を付けて、今度はドコに行こうかな。 ではまた^^/