■最少&最多メニューの店        2019.10.26

道北地方に私が知っている中で最もメニューの少ない最もメニューの多い、両極端なラーメン店が存在する。それぞれのお店で今迄何度も食事をした事があるが、今回は2店舗をハシゴし、そのままキャンプをする事とした。

AM10:57 和寒町(わっさむ)は「大勝食堂」さんに到着。

私、このお店が大好きで、今年も既に3回訪れている。

AM11:00オープンなので3分待機。

道路を挟んで向かいには乳牛が干し草を食べている。

牧歌的という言葉がピッタリ。

AM11時ちょうどOPEN。「お待ちどうさま~!」とご主人。

客が誰も居なかった為、ご主人に断って店内を撮影させて貰う。 

 

・ラーメン

・ライス

・味付タマゴ

 

実にシンプルなメニュー。

ラーメンは最近値上がりしたものの、

ライスの50円は驚異的。

税込表示。

ご主人はこの店の三代目だという。初代は今80歳位で、暫く前に引退したらしい。その後、ある女性がこの店を継いだがこの方も数年で引退、その後2年位閉店していたが、縁があって、店を引き継ぎ今に至る。それまでは数十キロ離れた旭川でバーを経営していたとの事。

「寒くなるこれからが忙しい時期ですね」と尋ねると、「いや~、この店は遠方から来るお客さんが多くて、冬の方が暇なんだよ」と。冬季の北海道は凍結路面が人々のお出掛けを阻むのだ。

お米やネギなどは地元の農家から仕入れているらしい。

ライスが50円で提供できるのもそのお陰だと仰る。

 

ラーメンスープは魚系でアッサリ系。

最近はコッテリ系の店が多いが、アッサリもいいよ。

麺は細めの加水率が低い縮れ麺。

これも私が好きな麺。

特筆は味付けタマゴで、半熟で味がしっかり染みており、

本当は2個3個と頼みたいが、体の事を考え我慢我慢。

次の店に行くまでにお腹を少し減らしておきたい。ちょっと遠回りして「けんぶち絵本の里家族旅行村」に立ち寄ってみる。コチラのキャンプ場は何年か前に一度利用した事があるキャンプ場。

桜岡湖を眺める立地で、紅葉が綺麗な今時期は景色も素晴らしく、また隣接して「レークサイド桜岡」という温泉宿泊施設があるので、日帰り温泉利用もOKと至れり尽くせり。

冬は桜岡湖でワカサギ釣りが出来、何年か前まで相当数通った場所だ。

サイトは段々になっており、最上段にあるFサイト(電源なし3,000円)からの風景がこれだ。眺めが良く雰囲気最高。10月31日まで営業しており、ココにテントを張りたいが、これから美深に行かねばならない。

電源あり、炊事場近くにありのBサイト。こちらも3,000円。

閑散期は少し安くすれば良いのにな~と思う。

実はこのキャンプ場、お昼ではあったが、利用者ゼロだ。

 

いや~、よっぽどこのままキャンプをしたくなったが、

ガマンガマン。

士別で夕食を調達。あ~でもないこ~でもないと

30分以上も買い物してしまった。

PM1:30、今度は私が知る限りでラーメン最多メニューの店「井上食堂」さんだ。この画像では若干古めかしいお店に見えるかも知れないが(失礼)、歩道を歩きながらの角度だと、電光掲示板が2つも設置されていて、ナカナカ賑やかな雰囲気だ。

そして店内。スープを選び、(豚骨・魚介・鳥など)、製麺会社(なんと7社!)を選び、トッピングを選ぶ。具材のうちネギとシナチクと焼き豚は既にコミコミの価格になっており、更に欲しいトッピングを選ぶのだ。兎に角選択肢が凄すぎる。

 

しかしご安心を。この時点で店主が客の横に立ち、スムーズに注文できるよう、アドバイスをして下さるという親切さ(そうでもしないとメニューが決まるまで滅茶苦茶時間が掛かるのだろう)。私は今迄何度かコチラに伺った事があるが、いまだに全く慣れない^^;

ちなみに組み合わせのパターンは8,000種類にもなるそうだ。

注文内容は全て紙に書いて提出する。自分でも何を頼んだか直後に忘れるからね。

 

ここで製麺会社を紹介。①西山製麺(札幌)・②西細麺(西山製麺細麺?)(札幌)・③加藤製麺(旭川)・④須藤製麺(旭川)・⑤富士製麺(旭川)・⑥豊岡製麺(名寄)・⑦新飯田製麺(美深) ・・・・メニューに書いてあるままを転記。前は旭川の藤原製麺もあったと思うが、変わっているなぁ。

PM2時近く。私の他に一組の客がいた。

座椅子が不思議な雰囲気だ。

店内アチコチにメディアに紹介された切り抜きが置いてある。

はい。これが提供された直後の画像。私が注文したのは「鶏がらスープ/醤油味/トッピングなし=580円」。トッピングなしでもデフォルテでネギ・しなちく・焼き豚は付いてくる。

具は画像通り全て別皿に盛ってある。ラーメン丼ぶりの中は鶏がら醤油スープの素ラーメンだ。具が載っていないので余り美味しそうに見えないかも知れないが、奇をてらわないオーソドックスなラーメンだ。焼き豚も3枚ほどあって、きちんと食べ応えがある。

鶏がらスープはアッサリしていて美味しいけれどやっぱり魚介系が一番好きかな?

にんにくやショウガを入れ、味替わりにして楽しめる。色々と試している内に、とんでもないコクのあるスープになってしまった。楽しいよ。

コチラの名物はラーメンだけではない。ソフトクリームはSS(80円)から6L(1,150円)までおびただしい種類から選択可能。他に赤ちゃん用などもあり、客のリクエストに対する店主の凄まじい気合いが感じられる。

ソフトクリームのサイズの注文時、店主に対し自分の手で「これくらいの」って大きさを示すと「じゃあSサイズね」と的確に提供して頂けた。これは素晴らしいね。私にとって普通サイズは量が少し多いんだよね~。Sサイズは190円。安い。

 

で、結局お支払いはトータルで770円。安いよね。

さてと・・本日の食材。。えっ?どこで撮影しているって?・・そうです。その後色々とあって家に帰って来たのだ。かいつまんで説明するとこうだ。キャンプ場ガイドブックやHPで10月下旬(いつ迄かが曖昧)までやっているというキャンプ場の管理事務所に当日の朝9時 電話をし、営業している事を確認してから行ったものの、電話に出た人の間違いで前日をもって本年の営業は終わっていたという・・。キャンプ場がどこかについては控えさせて頂く。

一応電話に出られた方に直接お詫びはされたけれども、非常にガッカリ。天気も考慮し細かく予定を立て100キロも走って行ったので。。しかし何故間違う?? 

 

営業していないものは仕方ない。朱鞠内湖畔キャンプ場に宿泊地の変更をしようかとも思ったが、朱鞠内湖畔キャンプ場と言えば焚き火、しかし焚き火セットを一切持って来ていなかった(代わりにセラミックヒーター&電工ドラムの文明セットを持って来ていた)・・。

更に予想通り雨も降って来て・・朱鞠内だと一部の芝生サイトを除き、土サイトの為、テント設営でドロドロになりそうだし・・。そもそも到着時間が夕方になってしまう為、良いスペースが確保出来るかどうかも分からない・・・で、諦めた。

 

本日見学した景色最高のけんぶち絵本の里家族旅行村の辺りまで来た時には小雨だし、薄暗い夕方だし、すっかりキャンプ気分は失せ、そのまま自宅に帰還。何とも後味の悪いシーズンラスト。。^^; まあこんな事もあるさ。

 

しかし、スーパー(イオンBig)で調達した食料、カレーライス183円って安いよね?思わず買ってしまった。おにぎり(ツナマヨ)も62円。確かあんぱんも70円だった。非常に魅力的なスーパーだ。

 

という事でまた来年!? ^^/