今週は一人で出掛けます。考えていた案は、1.自転車で留萌まで輪行、2.登山ですが、自転車も登山も不安定な天気の予報があり、中止。
という事でキャンプ場ガイドブックを眺めて決めた先は白滝高原キャンプ場。
白滝高原に行くのであればやりたい事があります。それは後で紹介。
愛山渓ドライブイン付近。
国道39号線を走ります。6月らしい爽やかな暑さ。
ロードスターをオープンにしてノンビリ国道333号線を走る。交通量はほぼゼロ。
その理由はほぼ同じルートを走る無料の旭川紋別自動車道(上画像)があるからだ。
上を走るは石北本線。
北見峠。売店は廃墟になって何年なのだろうか。
白滝高原キャンプ場に到着。
このキャンプ場はとても広大だ。半分位の面積を占めるオートサイトは私を含め4組しか利用者がおらず、非常にノビノビ。
入場料400円とオートサイト(電源なし)1,000円の合計1,400円を支払い入場。奇麗に芝生が整備されており、サイトの面積も広い。安いね。
右半分がオートサイト
オートサイトは段々畑状になっており、私が選んだサイトは一番下の段。中段にある炊事場から撮影。もう一か所上段にも炊事場がある。2つともとても奇麗。
トイレも抜群に奇麗。多目的トイレもあります。
手洗い場の蛇口は差し出した手に反応する自動開閉式。
名物の五右衛門風呂棟。4つの個室内に五右衛門風呂&シャワーがあり、予約して使います。私が見に行ったPM3時過ぎの時点で3つの個室が使用中でした。
今日は風呂無しだな・・(ここは近くに温泉がないキャンプ場です)
五右衛門風呂。浴槽が錆びているが、とても奇麗に管理されています。手前が脱衣所。薪を自ら割って湯を沸かします。
バンガローは沢山あります。歴史を感じさせますが、それがまたいい。
多目的広場。思う存分運動できそう。
格安だし、近所にキャンパー不在だし、最高な環境だね。
さて、今日こちらに来た理由は
これらの道具を使ってある昆虫を採取する為です。
それはこれ。ハネナガキリギリスとヒメギス。
自分のテントサイト周辺で1時間余りの間にハネナガキリギリスを8匹、ヒメギスを4匹捕獲しました。
久々にキリギリスを飼ってみようと。。
(妻が虫嫌いなので、自室で育てる^^;)
キリギリスは成虫になってから捕獲するのには大変な労力を要するが、今の時期、幼虫時代のキリギリスであれば、丈の低い草むらに沢山いるので容易に捕獲できるのだ。
これを上手に育てれば卵を産むところまで行きます。
キリギリスは肉食性の強い昆虫なので、動物性のものとしては かつお節、ミルワーム、植物性のものはタンポポの花や、イネ科植物の穂先、ナスやキュウリやニンジンを与える。
密集して育てると共食いをするので、飼育ケースは小分けします。
観察しながら大切に育てようと思います。
自然に溢れたキャンプ場では目を凝らすと様々な生き物の生活を垣間見る事が出来ます。
画像は・・ピントは甘いですがアブラムシとアリ。(種類は不明)
一般に良く知られているのはアブラムシとアリの相利共生。
アブラムシがお尻から甘い汁を出し、アリがその汁を貰う。その見返りにアリはアブラムシを外敵から守るという相互扶助の関係にあります。
アブラムシはとても面白い生態で、多くの種類で4種類の個体が生まれます。
1.幹母 2.胎生メス 3.卵生メス 4.オス
3.卵生メスと4.オスの間の卵は春に1.幹母として孵ります。1.の幹母は2.胎生メス(卵ではなくクローンを産む)を産み、クローン増殖をします。その後秋が来ると、胎生メスは3.卵生メスと4.オスを産み、卵生メスとオスの間に卵が産まれ、卵で冬を越す・・という、非常に複雑な流れで命を繋いでいます。
昆虫の神秘的な所は、大きな動物に比べて奇想天外な点が多い事です。
さ~て、今日の晩御飯は・・と。昨年浦臼のそば祭りに行った際にくじ引きで当たったお米を使います。
おかずはですね・・。賞味期限が最近切れたり、もう少しで切れそうなアマノフーズ群を一斉に消費します。ドライフーズは美味しいけれど賞味期限が意外と短いので注意が必要。
御飯は一合炊いた。で、カレー・中華丼・牛とじ丼を連発で・・。何せお湯を掛けるだけですぐ完成なのでとても手軽。食べ過ぎ? いや昼夜兼用なのでギリセーフ・・だと思う。
日の入り直前に雨が降り始めた。風も強い。
朝の予報と全然違う。焚き火は中止し、外を眺めながらスーパドライとコンビニで買って来たツマミでボンヤリ過ごす。
スマホの音楽も良いが、ラジオはもっと良い。一人なら尚更だ。ラジオドラマや音楽を強制的に聴かされるのだが、強制というのがいい。自分が考えてもみなかった話や音楽を聴くのは実に楽しい。
画像のラジオはSONYのICR-S71。海上保安庁御用達の灯台ラジオが聴けるラジオ。(灯台放送はネットの普及で2016年で終了した) 長い付き合いだ。
客が見当たらないオートサイト。近くの丸瀬布に温泉など周辺施設が充実したキャンプ場がある為、一般的なキャンパーはそちらを利用するでしょう。ただ、ココは静かに過ごしたいキャンパーにとっては穴場なのです。
PM8:30に就寝。翌日AM1時に起床^^; 土曜日の夜はオードリーのオールナイトニッポンを聴きながらモンカフェを頂く。気温は12℃位で丁度良い寒さだ。
その後、アマノフーズのリゾットを食べ、AM3時に二度寝。
本日(日曜日)は他に用事があるので朝一番で帰宅します。
このキャンプ場は安いし、静かなので近場に温泉がないのさえ目を瞑れば、代わりに五右衛門風呂体験も出来るし、非常にオススメです。(特にオートサイト)
キリギリス君達は共食い防止の為、
4つのケースに分散し、
更に仕切りを入れて飼います。
ではまた・・^^/