■道東の旅 2021.6.26-27

 ■北海道のHPより
 ■北海道のHPより

出掛ける事が好きな私にとって、この新型コロナ問題は辛いものです。

ただ、医療、飲食店、観光関係の方は想像を超えるご苦労をされているので、不満は言えません。

ここ北海道旭川では6月21日から感染リスクを回避出来るのであれば出掛けても良いというアナウンスがありましたので、久々にキャンプに行く事にしました。

ふるさと納税のお礼として釧路町から「達古武(たっこぶ)オートキャンプ場」の1泊無料券が届いておりましたので、こちらを利用させて頂きます。

今回は虫嫌いの妻と、全く大学の対面授業が無く、実家に戻って来ている息子とフォレスターで出掛けます。息子は大学生としてまともに学生生活が出来ていないので気の毒です。

 

画像は美幌峠の駐車場です。

美空ひばり/美幌峠(1986年) 石碑の辺りから曲が流れておりました。

今日は天気が素晴らしい。

アトサヌプリ(硫黄山)。標高512m、ご覧の通りの活火山です。

一帯は硫黄成分による酸性化によって荒野です。火山性ガスや蒸気が出る噴気孔が1,500もあるらしく、私の様な素人にもハッキリ認識出来る火山であります。

アチコチから蒸気が勢いよく噴出。

硫黄の香りが立ち込め、レモンイエローに染まった岩石が非日常。

硫黄山特製バニラソフトクリーム。どういった所が特製なのかは不明だが、美味しい。硫黄の香りづけでもすると良いのでは?(どうやって?とか言わない様に)

クルマで数十分走った所にある摩周湖に立ち寄ります。

世界で2番目に透明度が高いカルデラ湖として知られています。

摩周湖には3つの展望台があり、第一展望台と硫黄山の駐車場は合わせて500円で駐車出来ます。

今日は天気が良く、摩周湖の湖面は正に摩周ブルーです。

道東の標津(しべつ)が本店の福住弟子屈(ふくずみてしかが)店に立ち寄ります。

福住さんの店舗は基本的に店内が広く、明るく、お味も良いので大好きな蕎麦屋さんです。

蕎麦と言えばちょっと前までは海苔がのった蕎麦を好んで食べていましたが、最近は盛り専門です。食べる時に海苔が蕎麦の麺に絡んで何となく邪魔に思えまして・・勿論美味しいのですが。

本日は家族と一緒なので、観光地巡りとなっております。

ベタですが、神の子池です。

日/12,000トンもの伏流水が源泉の池らしいのですが、年間を通じて水温が8℃である為、池の中の倒木等が腐らず、結果このように透明度が高いらしいです。池の中にはオショロコマが優雅に泳いでおり、何とも幻想的な世界です。

その昔、この辺りに住んでいたアイヌ人はこの池をどの様な気持ちで見ていたのでしょうか。そんな想像をするだけでも楽しいですね。

通り掛かりに「からまつの湯」を見ていきます。野湯ですが、有志の手により整備され、とても気持ち良く入浴出来ます。

シタバノボリ川に寄り添うこの佇まい。有料の温泉には真似できません。

妻や息子は全く興味が無く、私だけ見学&軽く手湯して終了。

いやぁ、あの玉砂利の湯底が堪りませんね。

という事で「湯宿だいいち」さんで日帰り入浴していきます。

値上がりして大人一人1,000円です。

入り口が新しくなっていました。

相変わらず雰囲気が良いですね。

廊下には著名な方々のサイン色紙。

回転寿司の「なごやか亭」と言えば釧路が発祥です。

なごやか亭はちょっと高級な回転寿司店で、とても美味しいのです。

今回は なごやか亭運動公園通店で夕食を頂きます。

回転寿司を食べたら、いよいよキャンプ場へ。

午後6時にチェックイン。

 

キャンプ場は満員御礼でした。

以前はシーズン中も空きがあったものですが、

やはりキャンプブームですね。

 

昨年買って2度目使用の小川ヴィガスを設営。

いつもは一人用のテントを設営しており、

ちょっとテントが大きいだけで設営するのが大変面倒。

 

その後は焚火タイム。久々に焚き火をしました。

虫も少なく、気温も焚き火に丁度良い感じで快適でした。

近所の自分と年齢が同じ位の方がお酒を飲み、静かなキャンプ場内に響き渡る大声でクダラナイお喋りを午前様でしており、眠れませんでした。多分周囲の方々も眠れず腹が立っていたはず。

道具から見てそれなりに経験のある方だと思うのですが、駄目ですね。だから有料でもなるべく高いキャンプ場が好きです。(高い方が治安が良い)

皆さんも注意してください。深夜のキャンプ場では囁くような声でも全部丸聞こえですから。お陰で私の家族全員、彼のプロフィールや人生の歩みの紹介を今でもハッキリと覚えています。

翌日午前3時半に起床。キャンプ場内を散歩。

とても綺麗で素晴らしいキャンプ場です。

釧路湿原にカヌーで乗り出して行く事も可能です。

レンタルカヌーも良いけど、湿原川下りをしてみたいですね。

月が達古武湖に写っています。

早朝のキャンプ場は実に清々しいのですが、カラスがアチコチのテントの外に出しっぱなしにしてあるものを漁っています。カラスは朝からうるさいだけではなく、テントなどに糞害をもたらします。

帰り道、瀬戸瀬温泉に立ち寄って、サッパリしていきます。

今迄何度か訪れましたが、大好きな温泉です。

貸し切りですばらしい。(その後何人かの入浴者が訪れました)

この温泉は露天は無いのですが、内湯は天井まで奇麗なタイル張りで、

とても楽しい気分になります。勿論源泉かけ流しですよ。

店主によると創業70年だそうです。

兎に角、タイルが懐かしい。

昔は自宅のお風呂もタイル張りでした。

建物は古いですが、中は綺麗に清掃されております。

そして2年前にオープンした「道の駅遠軽森のオホーツク」に立ち寄ります。

こちらは様々な施設が複合しております。

足湯があります。私は余り足湯を利用しないので

詳しくは見ませんでしたが、面白いですね。

何と夏でもスキーが出来るスキー場が当日オープンしました。

スキー、スノーボート全ての用品をレンタルできます。

手ぶらで来てもOK。

特殊な素材で雪面を再現しております。凄いですね。

飲食コーナーも充実。他にもツリートレッキングなどが出来ます。

是非HPをご覧下さい。

道の駅えんがる森のオホーツクHP

シメはよし乃上川店でラーメン。

よし乃と言えば味噌ラーメンですが、

私はこちらの醤油ラーメンが大好きです。

最後、上川の北の森ガーデンにある「ひぐま牧場」に立ち寄ります。

リンゴ(300円)を買って、キャッチングポーズをとるヒグマに投げます。

何頭かヒグマがおりますが、

このヒグマのポーズが最も面白かった。

まるで人間でも入っているかのような・・。

後ろ脚を空中にブラブラさせて・・

知能の高さが伺えますね。

 

という事で今回の旅は終了。

ストレスがたまっていた我が家も、発散できました。

 

そう言えばキャンプ飯はどうしたって?

全て外食&コンビニでした!^^;

 

ではまた^^