週の初め、今度こそ砂金掘りに大樹町に行こうかと週末の天候の確認をしてみたら最悪な雰囲気・・。何故に週末になると天気が悪くなるのか?
雨の中の砂金掘りは最近の社会生活にご法度の発熱の原因になりかねない。
仕方がない。雨天決行、観光を兼ねたキャンプでもしに行こうという事で、久々のサヒナキャンプ場を予約した。
この時点でAサイト(オートではない)が1つだけ空きがあった。
サヒナは人気があるキャンプ場なので、天気が良いと中々予約が取れない。
とりあえず予約を入れたが、週末に近づくにつれ天候の悪さが確定的になってきた。もしやオートサイトに空きがあるのでは?と確認の電話を入れたら案の定キャンセルが出ていたのでオートに変更。
更に金曜日に電源付きサイトがキャンセルで空いたのでそちらに予約を変更した。
今回はキャンプ嫌いの妻も同行だ。「綺麗なキャンプ場だよ」「ニセコ観光をしよう」「小樽も行ってみよう」などと誘ったところ、重い腰が動いたのだった。
全道的に結構な雨予報だったのでロードスターではなくフォレスター。
かなり遠回りにはなるが、富良野→占冠経由で走る事にした。
富良野やその近隣の景色を眺めながら走ろうという訳だ。
ファーム富田は朝から結構な賑わいだった。
道産子なので珍しい景色でもないのですが、
夏が来たなあ・・と気分は乗って来るのであります。
秋篠宮家、佳子様も先日いらした「恵庭のガーデンフェスタ北海道2022」。
随分前から妻が来たがっていたので立ち寄りました。
私は花に興味は余り無いのだけど、庭造りの参考にしようという事で見学意欲はソコソコある。
コスモスの種を無料で配っていた。
コスモスと言えば山口百恵の「秋桜(コスモス)=さだまさし作詞作曲」
この曲の影響でコスモスを見る度何となく寂しくなるんだよな~。
という事でさだまさしオフィシャルYouTubeチャンネルから「秋桜」
さだまさしはこの曲を若干25歳の頃に作っている。
天才だろ・・。
ちなみにこの曲は「日本の歌百選」にも選ばれています。
(2006年に日本の文化庁と日本PTA全国協議会が選定)
他の曲は「川の流れの様に」「時代」「いい日旅立ち」など。
まあPTAが絡んでいるので間違ってもアイドル的なのは入らない。
やはり山口百恵が歌った方がしっくり来るな・・。
詩の内容は極めて昭和的ではあるものの、
何度聴いても感動的な素晴らしい曲です。
ラベンダーの中にミニヒマワリがアクセント。
こんなの個人がやったら資金が幾らあっても足りないな・・。
地味な色合いばかりの植物なのにこの華やかさ。
入賞した作品。私に優劣は全く分からない。
恵庭に来たからには寄らずにはいられない。
「思君桜本店」さん
もりそば670円、大盛りそば730円って・・
昨今大盛りにすると300円も取る店がある中で、
60円とは・・価格設定がスゴすぎる。
私は大盛り蕎麦を注文。
まるできし麺のような太さ、そしてコシの強さ。そして街のみんなに愛される価格設定。私の近所にもこのようなお店が欲しい。
蕎麦を食べていて気付いた・・。クーラーボックスを玄関に忘れて来ていた事を・・これはまずい。
クーラーボックスには保冷材しか入れていなかったのだが、クーラーボックスなしではこれからの食材の補給に問題が出てしまう。
緊急で恵庭のホーマックで上のクーラーボックスを購入・・。
しかし、クーラーボックスを忘れるとは前代未聞。
美笛峠を通過。数日前まで土砂崩れで通行止めだったらしい。
2年位来ていないな。雪月花廊さん。
このキャンプ場、旧双葉小学校を利用した施設で好きなんだよな。
蝦夷富士(エゾフジ)とも言われる羊蹄山(ヨウテイザン)は雲に覆われていました。
出発してから約9時間。340キロ走ってようやくニセコサヒナキャンプ場に到着。ココはこれで4回目の利用かな? ただもう7~8年利用していない。
こちらが今回借りるサイトです。火山灰と粘土の混じった様な地面です。
毎回来て思うのですが、地面が整えられ、焚き火サークルも含め、前の利用者の痕跡は一切なく綺麗に整備されています。気持ちが良いです。
利用料は大人1人1,000円×2人、カーサイト3,000円、電源利用料900円の合計5,900円。
タープを焚き火サークルの上に張りました。
夜に雨の予報がある為です。
タープはムササビウィング焚き火ver.。
テントはテンマクのサーカスTC。
両方ともポリコットンで火の粉に強いです。
雨が降っても万全。今日は焚き火をガンガンやるぞ~。
久々に来ましたが、施設は変わらず綺麗です。
日々の整備がしのばれます。
JAZZが流れる炊事場兼休憩所。
妻を連れて場内探索をしました。
テントサイトA、Bともにプライベート感が素晴らしいサイトです。
ただ、妻の感想は→「人気(ひとけ)のない獣道を歩いているようで怖い」
私が2010年に初めてこちらを利用した時に使ったサイト。
天気が良ければここから羊蹄山が見える。
サイトとサイトを繋ぐ小道が冒険心をくすぐります。
夕食は自炊ではなく、ニセコで外食をしようという事になり、ネットの情報を見ながらアチコチを探ったが、時間外だったり、意味不明の休業だったりして、温泉の家族風呂を予約しており、その時間が迫って来て、やむを得ず開いている「レストラン ポンポン」さんに入店。
居酒屋風の店舗だったので実は期待はしていなかったのだが、麺は自家製の生パスタ。しかも私好みのモチモチ感があって、本当に美味しかった。
マルゲリータも弾力のあるモッツァレラチーズがたっぷりで実に美味。
あと画像の飲み物は辛口ジンジャーエール。
生まれて初めて辛口を飲んだのだが実に美味しかった。
舌や喉にピリピリ来てピザにピッタリ。
ご馳走様でした。
続いては家族風呂を予約していた「ニセコ駅前温泉 綺羅乃湯」さんに来てみました。私もニセコ界隈の温泉は結構入りまくりましたが、コチラは初めてです。
開業は2001年との事です。
入浴料は大人1人500円×2人、そして小浴場(家族風呂)利用料は1,000円。
合計2,000円とリーズナブル。特に小さい子供がいる家庭では良いのではないでしょうか。
夫婦水入らず、お互いの背中を流し合い・・なんて事にはならず、私は先にササっと洗って2分程湯に浸かり、休憩所で疲れ切った体を休めていました。
スーパーで買ってきたビールで乾杯し、焚き火タイムに・・
意外にも妻が焚き火に夢中になり、
丹念に薪を燃やしていました。
楽しかったようです。
気温は20℃。結局雨の予報は外れ、朝まで一度も降る事は無かった・・(まあその方が良いのですが)。
午前4時起床。昨日の焚き火の痕。
センターハウス。私立とは思えない雰囲気です。
サヒナキャンプ場は1998年オープン。
長い歴史で着々とアップデートされています。
センターハウスそばに建つ「そば茶屋松きち」さん。
キャンプ場オーナーが運営する土日だけ開店する蕎麦店です。
HPを見ると相当な拘りが感じられるお店ですし、メニューもコース料理があって面白そう。
今回は残念ながら利用しませんでしたが、次回は必ず。
この通りの両サイドにオートサイトが並んでいます。
昔に比べ、樹木が育ち、イイ感じで各サイトを遮っています。
キャンパー同士の姿を見る事はほぼ無いのがGOOD。
朝食はコンビニのおにぎり等で軽く済ませ、AM9時に出発します。
北海道一周の時に気温1℃で寒くて眠れないとお怒りになった妻も、
今回は気持ちよく休めたようで、一安心。
このサイトから羊蹄山は見えませんが、
見渡す限りのジャガイモ畑も長閑でいいものです。
ニセコは来る度に開発が進んでいますね。
洒落た建物がバンバン建っています。
朝一でやって来たのはイタリアンジェラートの店「ルヒエル」さんです。
朝は9時から開店しています。
北海道の牛乳、羊蹄の天然水、地元の果物を使って作られるジェラートです。私はナッツ&チョコを頂きました。今から思えばスイカとかメロンもあったので、そちらにしておくべきだったか・・。(妻はブルーベリー&ナッツ)
ナッツ入りは特に美味しかったです。ご馳走様でした。
次に来たのは「菓子工房みやたけ」さんです。こちらの目的は・・
只今私が画像コレクションしている「タヌキケーキ」が
こちらにもあるのです。「子たぬきケーキを購入」
クーラーボックスに入れ、家に帰ってからゆっくり頂きます。
うっかり仁木町の「きのこ王国」さんに入店してしまった。
このお店、色々あって好きなのです。
お土産でも買おうと思って寄ったのですが・・
ホント、目移りしてしまう・・
新メニュー。蕎麦好きにどうぞ!「5種盛り蕎麦」を見て、
妻の静止を振り払い、思わず注文!
味は普通に美味しくて良かったです。ただ、もっと椀子そば的な軽い感じかと思ったのですが量が多い・・。妻が食べ切れない分も食べ、かなりお腹いっぱいになってしまった。これは非常にマズい。これから余市や小樽に行って海鮮丼を食べる予定だったのだ。
地元のものを含め、様々な商品が所狭しと並んでいます。
仁木町と言えば果物。果物系の商品は無数に御座います。
幾つかお土産を購入しました。
余市入り。海鮮の柿崎商店は・・・
いつも通り並んでいますね。
パスします。。
実は「道の駅スペースアップルよいち」には一度も来た事が無かった。
私が道の駅自体に余り興味がないからなのだが、せっかくだから行ってみようという事で来てみました。
アレ?これが道の駅!?失礼。何か貧弱な・・またまた失礼。。八百屋か??更に失礼。。
名前負けしてるでしょ^^;
何故に余市の道の駅に「スペース」という言葉が使われているかと言うと、元宇宙飛行士の「毛利衛」さんの出身地だからだ。
1990年代から2000年まで北海道では毛利と言えば名探偵コナンの毛利小五郎ではなく毛利衛さんだったのです。
道の駅の隣の「宇宙記念館」の無料の方に立ち寄り、またお買い物。(有料の方は大人1人500円だったのですが、宇宙に余り興味のない二人は遠慮したのでした)
NASAの制服レプリカ(9,900円)を買おうかどうしようか悩んでしまった。
特に昭和の人間にとってNASAは憧れであり、私は小学生の頃、スペースシャトルの絵もよく描いていました。
その場でアマゾンでNASA商品を検索してみたら、意外と色々あったので、今回こちらで勢いにまかせて購入するのをやめた。どうせ買っても箪笥の肥やしになるだけなのは目に見えている。
宇宙雑貨・宇宙食コーナー。こういうのが私は特に好きだ。
アマノフーズのドライフーズとの違いは何なのか。
迷いに迷ってチョコレートケーキと杏仁豆腐の2つを購入。
迷った理由は結構高いから。1つ700円位した。
小樽入り。ここで雨が降り始めて来た。
一応傘を持って来てはいるが、徐々に雨脚が強くなってきた。
当初人力車にでも乗ろうか・・と思ったが、中止。
小樽運河クルーズも雨で出航中止・・
という事でガラス製品の土産屋巡り。
コンセントに差すステンドグラスの様なものに惹かれた。
相応の雰囲気のあるお部屋でなければ似合わないね。
7/22-24まで「おたる潮まつり」との事。
ネットで調べたら中々賑やかで楽しそうなお祭り。
個人的には海で上げる花火を見てみたい。
「旧国鉄手宮線」かつて石炭を三笠市から港のある小樽まで運ぶ為に存在した鉄道で、1882年から1985年迄存在していました。
現在は北海道遺産に指定されています。
本当は小樽の寿司屋にしようと思ったのですが、いよいよ雨が強く降って来たのでたまらず目についた店に避難する事に。
「濱焼 北海道魚萬」さん。こちらはモンテローザが運営する居酒屋&食堂です。
旭川にも同じ名前の店があるのですが、行った事はありません。
なんかバカみたいに安いのですが・・。まぐろ四色丼は税込みで何と756円です。マグロ好きの私。これを注文してみます。妻はバラちらしを注文。
税込み756円のまぐろ四色丼。おそらくビンチョウマグロやメバチマグロが載っていると思いますが、どれも大変美味しかった。中トロチックなのも載っていましたが、この味も良かったです。
そしてこちらのお店はきちんと酢飯を使っています。
結構多いのがご飯が酢飯ではない海鮮丼。特に田舎の観光客相手のお店は酢飯を使っていない事が多いです。
高級海鮮丼もいいですが、このような庶民価格の海鮮ものが美味しく食べられるのは本当にイイですね。
例え大きいチェーン店でも企業努力で巷の個人店に負けない魅力が生まれます。
商店街を歩いていると、「アイスクリームパーラー美園」さんが。
私はギリ行けたのですが、妻はもうお腹一杯という事で入店を断念。
こちらは開業100年を超えるお店で、北海道で初めてアイスクリームを提供したお店なのです!(2019年にお邪魔した事があります。)
美園さんの向かいに渋いお店が・・「喫茶 光」さんです。
食べログによると店内の撮影一切禁止というお店らしいのですが、雰囲気は素晴らしい様です。特にトイレが凄いとの事(画像が無いので詳細不明)。一度行ってみたいですね。
ただ、純喫茶を謳っており、コーヒーなどの飲み物の他にはカステラ程度しかない模様。
■純喫茶と喫茶店の違いはザックリ言うと・・
〇純喫茶→「喫茶店営業許可」を貰って開業できる。
茶菓OK、トーストOK、サンドイッチ×、お酒×
(調理した飲食物や酒類は提供できない)
〇喫茶店(普通の)→「飲食店営業許可」を貰って開業できる。
レストランや食堂と同じジャンル。
という感じです。
いよいよ土砂降りになって来たので、ここいらで切り上げ、高速に乗って一気に家に帰る事にしました。雨が2日目の昼まで降らなかったのは運が良かった。
妻も今回のキャンプ旅は楽しかった様です。
倶知安で購入したタヌキケーキを頂きました。
その内タヌキケーキ専用サイトを作ろう。
宇宙食の「杏仁豆腐」と「チョコレートケーキ」は翌日に頂きました。
感想は・・率直に言って美味しいです・・。
カラカラに乾燥した食べ物なのですが、口に入れるとそれぞれの確かな風味がブワーっと広がります。
こういったものは被災地の避難された方におやつとしてお届けすると喜ばれると思います。長期間保存も出来ますしね。
1つ700円もするのでせめて200円位にならないと無理かな・・?
という事で今回の旅はお終い! また^^/