■網走方面ぶらり旅

久々のキャンプ旅です。GW,本当は函館に行こうと計画しておりましたが、色々と予定が入ったり、天気がイマイチだったりで、珍しくキャンプ旅には出掛けませんでした。

今回も本当は稚内に行きたかったのですが、稚内方面は風速9m/s前後が続く強風予報だったので、網走にしました。

本題に入る前のGWの話,家族で滝川に行く用事があり、いつか行きたいと思っていた「喫茶マリン」さんに立ち寄りました。

家族それぞれ思い思いのものを注文しましたが、私は好物の海老天丼(1,400円)。

一見すると普通の海老天丼に見えますが・・。

なんと海老が11本も入っておりました。つまりこのお店の名物はデカ盛りなのです。家族はかつ定食やカレーピラフを注文していましたが、全員食べきれず、折り(有料)に入れて貰いその日の夕食になりました・・。凄かった。

さて、本題です。本日は妻を誘って出掛けます。ただ、妻は腰の調子がイマイチで、乗り降りの際、腰に負担が掛かるロードスターではなく、フォレスターの出動となりました。

途中、かみゆうべつチューリップ公園に立ち寄ります。一人600円の入場料です。

まずは腹ごなし。

串お好み焼きを食べ・・

「あすぱらもなかあいす」これ自体は大変美味しいのですが、肝心のアスパラガスの味はアンコに全てかき消されておりました。

200種類、100万本のチューリップが咲いております。凄いです。

サロマ湖道の駅に立ち寄り。ここは品数豊富ながら毎回変わり映えしない感じの食事のレパートリーなのですが、お約束でホタテソフトを頂きます。

普通のバニラアイスに高級なホタテの貝柱が刺さっているというものです。

一番最初に食べた時には多少驚きましたが、今となってはイマイチ安易な考えの商品だなあと思います。

網走湖。オホーツク海側を南下すると、

サロマ湖、能取湖に続いて出て来る

ここの風景が好きです。

激安500円の海鮮丼が売られているという「さかなの金川」さんです。残念ながら本日は売り切れていました。明日にも・・と思いましたが、明日日曜は定休日でした。残念。

また次回!

蕎麦が食べたくなり、最寄りの「ふじた家」さんに行ってみます。みんなに愛される街の蕎麦屋さんといった感じのお店ですね。

盛り蕎麦(780円)。量はそこそこ多く、キリっと冷えた蕎麦で、汁も私好みの甘じょっぱいカツオの効いたもので、大変美味しく頂きました。

本日の宿泊地は「てんとらんどオートキャンプ場」です。「てんとらんど」はこのキャンプ場のある「天都山」に引っ掛けて付けられております。

道立で整備されたキャンプ場です。トイレは温座・ウォシュレット付き。

キャンピングカーサイトを借りました。こちらのキャンプ場は道立キャンプ場ではお馴染みの時期によって3段階の価格設定となっており、本日は真ん中の料金。大人2人とサイト利用料で合計4,500円でした。

1,000円位安いプライベートサイト(個別サイト)もあるのですが、よりゆったり使えるこちらにしました。

今回、電気毛布を投入しております。これで夜もポカポカ。

意外と安く、amazonで2枚で1万円もしませんでした。

オホーツク海や知床連山が一望出来、とてもいい感じのキャンプ場です。

ひとっ風呂。「ホテル網走湖荘」さんに。外国人(恐らく中国の方)の旅行客が沢山いらっしゃいました。コロナ自粛が明けたんだなあ・・と実感。

帰ってきたら焚き火と夕食です。タープは面倒なので立てませんでした。

今日の夕食は寿司と焼き鳥です。

ビールはキリンラガービール。そして、お馴染みシードル。

炭火で焼く焼き鳥は美味しかったなあ・・

翌日・・

電気毛布の威力は素晴らしく、寒がりの妻もゆっくり睡眠出来たとの事。もっと早く導入していれば良かった・・。

 

さて、テントを撤収して向かうは「道立北方民族博物館」です。こちらはアイヌを始めとした世界中の北方民族についての博物館です。

実は大きな期待も無く、時間潰し程度に訪れたのですが・・。

チケット(大人1人500円)を支払い入場します。意外や意外、とても立派な施設。たっぷりと税金を投入した感じです。

開館は平成3年との事でした。しかし感心する程綺麗な施設です。公共施設によっては一昔前の設備の上、故障だらけなんていう所も少なくありませんが、随所にふんだんにお金が掛かっている感じで、安心して楽しめます。

妻は様々な民族衣装についてデザインが可愛らしい・・と見入っていました。

確かに見ていて飽きません。細かい作りも気になります。

色合いも素晴らしいですし・・

動物や魚の皮で作られている服や靴も大変機能的な感じがして驚きます。

各民族の神事のコーナー。神秘的。

ドクロがあしらわれた、神事の際の服。畏怖を感じます。

イヌイット(カナダ北部の氷雪地域に住むエスキモー系の民族)の住居が展示されていました。

竪穴式で地面に穴を掘り、その上に流木やクジラの骨を組んで柱を作ります。

中央辺りに見える白っぽいヘラ状のものがクジラの肩甲骨です。材料に乏しい地域なので、手に入るもので工夫して住居が作られます。

MAGIC VISION・・ジオラマに重ねたハーフミラーに別の映写機から投影し、バーチャル画像によってイヌイットの生活を11分間紹介する。中々面白かった。

よくも世界中から貴重なものばかり集めたものです。

イヌイットのアザラシ猟VTR。ワカサギ釣りの巨大版です。

 

こちら、とてもお勧めの施設です。皆様もどうぞ。

ジェラテリアRimo・・ジェラート世界大会(2017年)で優勝したジュラティエリがいるジェラート屋さんです。果たして世界一のジェラートとは!?

どれもこれも美味しそうだし、見た事もないジェラートも。

見た目も美しい・・

迷うなあ・・

私は、イバラ(ピスタチオベースでローストしたイバラ蟹の殻が入っている)+サクラ(桜の葉の味がする)を頂きました。

イバラの味ですが、ピスタチオとローストした蟹の殻って何となく近い味がするんですね。それらがミルクと混じった味が甘く香ばしくて美味。

サクラは桜餅をジェラートにしたような味わい。美味しいのは勿論、驚きでした。

ちなみに妻はジンドゥーヤ(チョコレート)+イチゴのソルベという普通な感じの組み合わせでした。

 

全体的な感想としては「本当にビックリ」という言葉しか出ません。今まで食べたジェラートの中で最高に刺激的で美味しかったです。間違いなくオススメです。

北見の「のつけ乃湯」でひとっ風呂。こちらの源泉は1分間に287リットルと潤沢に湧出し、また泉温は50℃を超えており、一部の湯船で掛け流しが楽しめます。しかも入浴料は470円と銭湯並み。

施設も大変綺麗です。

湯船は電気風呂からジェットバス、露天風呂にサウナ等、

色々な種類があって最高です。

市内にこんな施設があって羨ましいです。

天せいろ(1,580円)。私は初訪問の蕎麦店では基本的に盛り蕎麦だけを食べているのですが、天ぷらは大好物。妻が天せいろを選んだので、つい自分も。

器がどれも美しく、それだけで料理が美味しくなるというもの。

蕎麦は非常にコシがあって食べ応えあり。汁はしょっぱめでカツオの風味は少な目。私は甘じょっぱくカツオの主張が強い汁が好きなので、少々好みからは外れています。

それと徳利に入っている汁がとても少なく、食べ終わった時には汁が猪口の底に1センチ程度しか残りませんでした。妻の方は適正な量入っていたので、入れた方のミスでしょうね。という事で楽しみにしていた蕎麦湯は一口で終了しました。

私たちが入店してから間もなくPM1時半頃に食材切れで閉店となりました。(ちなみにテーブルに座るまで40分並びました)

それほどこのお店の人気は絶大なようです。

都会に行ってもこれほどまでに立派な店舗は中々ないでしょう。

少なくとも私が訪問した蕎麦店では一番です。

お洒落な建物、店舗家具、食器。コストは掛かりますが、これだけで人気が高まるお手本です。

勿論蕎麦の味も非常に拘っておられるのでしょうが、他店と比べてずば抜けて何かが違うという事はありません。店の雰囲気が大切であるという事を再認識させてくれました。

店内の様子。

暖簾が下がり、店内に殆ど人がいない状態で撮影。

廊下の様子。

入口の様子。

かなり拘りが感じられる建物です。

旅の締めくくりに、道の駅「遠軽 森のオホーツク」に立ち寄ります。

ゴマペーストと竹炭入りのソフトクリームを頂きます。竹炭の味はよく分かりませんでしたが、ゴマの味はソフトクリームにピッタリ。素晴らしいです。

という事でお終い。中々良い旅でした。

「さかなの金川」さんで品切れだったのだけが残念だったなあ。

 

次回はロードスターで出掛けよう。

 

という事でまた・・^^/