■羅臼で釣りして食べる  2023年8月19~20日

お盆も過ぎたというのに暑い日が続きます。

最近、更に仕事が忙しくなり、本当は土日を返上して頑張らねばならないところですが、これから更に忙しくなる予定なので、ここは一発本年最後のつもりで出掛けます。(本当か!?)

 

今回は羅臼に行き、メバルを釣って夕食の一品にする予定です!

8月19日(土曜日)AM3:21 自宅旭川から約60キロ走った層雲峡温泉街です。

本日はAM2時過ぎに自宅を出発しました。

羅臼までは約300キロ、朝から釣りの予定です。

本当は金曜の夜に出発して野湯の「知床 熊の湯」に真夜中入浴を考えたのですが、最近ヒグマ出現情報が多いので、やめました。

寝ないで出発するとメチャクチャ疲れますし・・。

AM4時、国道39号線を走る。久々だなあ・・夜明けを走るのは。交通量は極めて少なく、程良い気温でオープンドライブにピッタリ。

温根湯の道の駅でトイレ休憩。

北見市。常呂川を渡る頃、太陽が昇って来ました。

道の駅しゃり でトイレタイム。ここの道の駅は何故かいつもすんなりと来れないんだよな。毎回少々迷ってしまう。案内看板が少ないと思う。

ナビで調べればすぐなんだけど。。

AM7時過ぎ、オホーツク海を眺めながら知床半島に突入。

交通量はほとんど無い。楽しいドライブ。

目の前の山は羅臼岳。全容は見られませんが、いい雰囲気の雲が被っています。

撮影場所の少し後ろに割と新しい熊の糞が。。。

この知床横断道には私が確認出来ただけで5か所、糞がありました。

知床峠。日中は観光客が溢れていてこんな風に停車する事は出来ませんが、知床峠の駐車場には車両が1台のみでした。朝は素晴らしい。

北方領土の一つ、国後島が海の向こうにハッキリと見えます。

上)国後島。「-」ボタンで広範囲にして下さい。

国後島は意外と大きいです。

知床熊の湯の前を通過。何台かクルマやバイクが止まっています。一瞬入浴しようかなあ・・と思いましたが、時間が掛かるのでやめておきます。

熊の湯は今まで何度も入浴しましたが、大自然の中での湯浴みは本当に素晴らしいものです。

但し、地元の漁師の方と一緒に入浴する場合は特に注意! 「熊の湯入浴十ケ条」で検索してみて下さい。

これを守れぬ者には地元の方から厳しい指導が入ります。

私は何度も「指導」を目にしました。

上下画像。私の過去の熊の湯撮影画像です。

本当に素晴らしい温泉なのです。

何だかんだで羅臼港に到着したのはAM8時。既に暑い日差しが・・

釣り開始。目的の魚はエゾメバルです。

魚肉ソーセージを細かくして撒いてみたら、

メバルの魚影が。結構いるぞ・・

という事で拍子抜けする程 速攻で釣れました。

本日の晩御飯の為なのでこれ以上は釣りません。

海上保安庁の巡視船「てしお」が停泊しています。

画像では分かりにくいですが・・

500トン級と結構大きい船で、流氷をものともしない砕氷船との事です。

釣りが秒で終了したので、野湯のセセキ温泉に来てみました。実は私はここに入浴したことが一度もありません。朝早過ぎたり(私有地にある為勝手に入浴出来ません)、観光客がいたり、満潮だったりして。。

という事です・・

2つの湯船が見えるでしょうか。

お湯の量が少ないな・・今日もやめ。。

という事でセセキ温泉から数キロの相泊温泉に来てみました。

ここは10回位は入浴した事があるかなあ。。あれ?駐車場横にあったトイレが無くなってブルーシートが敷いてある。。新しいトイレでも作るのだろうか?

夏季限定の小屋は既に撤去されています。上から見る限り、昆布のヌルヌルが湯船に浮いている感じだなあ。小屋もないし、観光客がひっきりなしに来る時間なので今日はやめておこう。

過去にヒグマが侵入した事のある民宿「熊の入った家」です。(実際ヒグマが侵入したは隣の古い家)

民宿やライダーハウスの他に・・

道路を挟んでキャンプ場もあります。こちらの景観は大変素晴らしく、私は2017年に一度このキャンプ場を利用した事がありますが、この辺りはヒグマがよく出没するのでとても怖かったです。

上)2017年、昼。

下)2017年、夜。

夜は貸し切りだったので恐怖が100倍。

民宿のオーナーに「ヒグマは大丈夫ですか」と尋ねたら、「まあ、たまにはヒグマが歩く事もあるけどね。我々だってこうして生きているんだから大丈夫さ」って言われたのを思い出した。。

昼はどこかで海鮮丼でも・・とも思いましたが、寝不足と暑くてバテバテだったので、御蕎麦を頂く事に。お馴染み「そば処しずか」さんです。

こちらの蕎麦は手打ち蕎麦です→立派なHPもあります。

蕎麦屋さんとなっていますが、ラーメンなど一般的な食堂のメニューも豊富で地元の人に愛されているお店です。

大盛り蕎麦(850円)です。美味しいです。

この日の羅臼の最高気温は27℃。

暑い日に蕎麦は最高ですね。

夕食の買い出しをし、本日の宿泊地「羅臼オートキャンプ場」に到着しました。こちらのキャンプ場は立地が悪いのとライバルキャンプ場が近隣に多く、いつも割と空いていて、好きなキャンプ場です。

ヒグマの侵入を阻む電気柵がキャンプ場全体に張り巡らされています。

これでまずまず安心!?のハズです。

ただ、出入りする度に電気柵を触る必要があるので面倒です。

オートサイト(電源あり)2,000円。安い。

 

本日の利用率は30%位。

場所はキャンプ場の方にお任せしたところ、

トイレの横でした。^^; マジか。

 

しかしキャンプ場の客も少なく、風向きもイイ感じで、

何の問題もありませんでした。

 

いや、かえってトイレが近いと便利で良かったです。

億劫になりがちなトイレも我慢しなくて済みます。

 

ずっと向こうには国後島が見えます。

このキャンプ場は大変景色が良い。気分が晴れ晴れします。

トイレも近代的で綺麗好きな方でも安心して利用できます。

オープンドライブ、釣り、テント張りで汗まみれになった体をサッパリ綺麗にします。こちらはお初の「羅臼の宿まるみ」さんです。キャンプ場から5kmの所にあります。

夜は8時までOK。シャンプーやボディソープも完備です。

とても綺麗な館内です。

 ■温泉の宿まるみさんのHPから引用しました。
 ■温泉の宿まるみさんのHPから引用しました。

露天風呂はありませんが、ガラスの向こうには海が見え、大変明るい浴場です。お湯は冷鉱泉を沸かしておりますが、カバノアナタケ湯があったりして、面白い工夫がされていました。

風呂でサッパリした後はキャンプ場に戻り、夕食の準備に取り掛かります。

羅臼の道の駅でイクラの醤油漬け(1,800円)を買って来ました。これでイクラ丼を作ります。

メバルは金串に刺して豪快に!?炭火で塩焼きにします。

(エラや内臓は除去済みです)

(何年も放置していたUNIFLAME 薪グリルsoloは今回初使用)

という事で頂きます!! メバルは脂がのっていて、炭火の香りと塩風味だけで大変美味しく、皮までペロリ。やはり自分で釣った魚は最高です。

 

この日私は疲れ切り、PM7:30には眠りに落ちました・・

 

AM4時、朝食です。夜間は気温が20℃までしか下がらず、湿度も90%もあって若干寝苦しかった・・。寒いよりはましか。。

 

いつもの朝食です。トマトを切ってトーストに乗せ、モンカフェと共に。

昨日の残り、大葉を乗せると意外と美味しい。

羽アリの大群が私のテントに不時着してきました。

羽アリは通常の働きアリとは少し違う体形をしているので何のアリか不明ですが、一般的なアリは(シロアリではない)、その巣で年に一度、新女王アリ一匹が誕生し、生まれたアリの巣を出発、それに対して無数のオスの羽アリが新女王アリと交尾する為に一斉に空を飛ぶのです。

 

殆どのオスの羽アリは交尾出来ず、無念にもそのまま地面に落下して死んでしまいます。

つまりここに写っているアリ達は間もなく死んでしまうのです。

AM6時、周囲に迷惑を掛けぬ様、静かに撤収し、出発です。静かに撤収するのは2倍時間が掛かり、疲れます。

早朝出発の理由は朝ドラを楽しむのと、何としても昼までに家に帰り、仕事をせねばならないからです!

さらば、羅臼オートキャンプ場!!

そして300kmのドライブ!

朝もやの中、邪魔するものは何一つなく、

まるで道路を独り占めしているよう。

ずーっとクルマが見当たりません。サイコー。

何だか北の方角は天気が悪そうだな・・

道の駅「ノンキーランドひがしもこと」でトイレ休憩。向かいにセイコーマートがあったので、パンやらおにぎりやらを購入して来ました。

ちょうど雨が降って来ました。

かなりの大降りです。道の轍に水が溜まり、

色々工夫して走るが、大変走り辛い。

前から気になっていた留辺蘂にある24時間営業の掛け流し温泉、「滝の湯センター夢風泉」さんに立ち寄ります。24時間営業って!!!???

朝早い私向きの素晴らしい温泉だ。

こちらの温泉は日帰り専門です。

料金は大人400円。安い。無人にして人件費を抑えている様だ。

何だかピンボケだな・・。

 

券売機の券はすぐ横の入浴券入れに入れます。

大丈夫か?こんなんで??

43.4℃の源泉温度です。熱過ぎず、ぬる過ぎず、、。源泉は熱過ぎると冷やす工程が必要になり、コストが掛かります。これ位の温度が丁度良いのでは?

建物の中は綺麗に清掃されています。先ほど24時間営業と申し上げましたが、週に2度ほど全面清掃で数時間入浴出来ない時間帯があります。

 ■滝の湯センター夢風泉さんのHPから引用しました
 ■滝の湯センター夢風泉さんのHPから引用しました

画像は夢風泉さんからの借りものです。湯船は2つあり、どちらの湯船も豪快に掛け流されておりました。泉質は単純硫黄温泉(低張性アルカリ性高温泉)で肌がツルツルになります。

近所に「塩別つるつる温泉」がありますが、とても良く似た泉質です。

源泉は同じなのかな?

 

いずれにしても素晴らしい日帰り温泉を発見してしまった。24時間営業・・本当に素晴らしい。

石北峠位から急に晴れ・・

帰りは国道39号線から外れた道道849号線を走ります。

森林浴や畑の景色が楽しめるルートです。

上の地図を見て分かる通り、昔ここには小学校があったのです。

今ではちょっと考えられません。

深い緑の樹木の回廊をゆっくりと進む。

立派に成長したトウモロコシ畑にて。

夏もそろそろ終わるなあ・・

自宅にはちょうどお昼に帰還出来ました。

 

という事でまた!!^^/